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「音楽の才能がある人に憧れるので、才能ある人にはどのように世界が見えているか知りたいです」という問いへの回答
※例によってまた、以前某所にて書いたもののコピペ+少々加筆です。
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才能、というのを特別視なさってるように見受けられますが、音楽に限らずどんな仕事でも、長年の習熟と鍛錬によって技術や感性が磨かれるものです。
もちろんそれ以前に向き・不向きや好き・嫌いがあります。向いてなくて嫌いならば長年にわたって取り組もうとも思わないし出来ないでしょう。
「音感が無い」とおっしゃいますが、これも(精密な絶対音感を除いて)鍛錬で習得可能なものです。
あと思うのは、音楽にしろ絵にしろ、「何かを創る」人というのは、特に幼少期に何かしら大きな傷や痛手を負っている場合が多いなとある時気づきました(自分も例に漏れず)。
「大きな傷を創作を通して少しずつ回復させ(レジリエンス)、そしてその作品を世に出すことで世間とつながり、自身も成長させていく」という生き方しか出来ない人も多いです。
考えてらっしゃるほどには、華やかでもかっこいいものでもないのは確かです。
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これを書いた後、質問者様から「不愉快にさせてしまってすみません」とのコメントを頂きました。「はて?🤔どういうこと?」と戸惑いましたが、「恐らく期待していた内容と違ったということと、こちらの伝えたいことがほぼ伝わっていないのでは」と直感したのでつらつらと弁明のようなコメント返しをしたことを覚えています。
さて、上の内容に加筆します。ここからが本題です。
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