原点回顧・・・懐古?
10歳から(休止させられるまでの)1年間だけエレクトーンのレッスンに通わせてもらっていました。
その時に使っていた楽譜がまだ手元にあります。
「数少ない大切な思い出の品は後生大事に取っておく」人間なんですよ。「物が捨てられない」ってのとはまた違います。
5歳の時に楽器がうちに来てから5年間「習わせて!」と母親にお願いした末のレッスンだったので本当に嬉しくて、この楽譜はずっと手放せず記念の品となりました。
中学入ってからも小遣い貯めては曲集を買ってきて練習を続けていましたが、その楽譜は後年ほぼ全て処分しました。
数少ない残してあるやつがコレ。多分レッスン辞めてから最初に買ったやつですね。
この通りボロボロです。
もう一つ残してある楽譜がこれ。
ずっとヤマハ所属のプレイヤーしか知らなかったのですが、10代の終わりに田代ユリさんのハモンドオルガン用楽譜を入手。カッコいいアレンジにシビれました。
子ども時代は音楽のおの字も無い環境だったので(学校の音楽の授業とテレビから流れてくる歌謡曲以外で)新しい音楽に触れる機会がありませんでしたが、ジャズやラテン音楽やソウルミュージックはエレクトーンを通して初めて触れ、後に原曲を聴きました。
そういう意味で、この楽器に感謝しています。
そして、「やっぱ自分はオルガンサウンドが好きなんだなぁ」と再認識しました。