感想文 風が吹くとき

映画『風が吹くとき』（日本語＜吹替＞版）／8月2日(金)公開

新宿武蔵野館で鑑賞。
実写で始まる不穏なオープニングから丸っこいかわいらしい老夫婦が
戦時下で孤立し次第に消耗していく姿が観ていて恐ろしい。
放射能は戦争という言葉が具体的に語られるが
夫は国家に与えられたマニュアルを信じそのままに行動していくうちに
死を免れない状況に陥っていくのが絵柄に反した陰惨な状況に
恐怖を感じた。
恐ろしいが観て良かったと思い強烈に記憶に残った。