デッドバグ
デッドバグとは?
あお向けになって両手を天井に伸ばした状態で脚を上げ下げすることでお腹まわりを鍛えるトレーニングのことをデッドバグといいます。デッドバグをしている姿がまるで死にかけ(デッド)のハエ(バグ)のようだということでその名前がつけられています。
デッドバグは前回紹介したバードドッグを逆さまにしたような種目です。ただ、デッドバグはバードドッグと違い胴体が床にあるので、デッドバグは胴体はねじれようとする力を養うのには適さないでしょう。その分、デッドバグはあお向けになって脚を伸ばしているので下腹部への刺激が強く、胴体が伸びようとする力を養うのには適しています。
デッドバグで得られるものは?
デッドバグで得られるものは基本的にはバードドッグと同じで胴体をまっすぐにキープする力がつきます。胴体をまっすぐにキープする力がつくことで、
◇肩や腰が疲れにくくなる
◇下半身の力を上半身に伝えやすくなる
効果が期待できます。
デッドバグはどのように行うのか?
①あお向けになって寝る
②天井の上に向かって両手を伸ばす
③股関節・ひざ・足首が90度になるように脚を上げる
④右脚を足側に伸ばす
⑤鼻で息を吸えるだけ吸い、口をすぼめたまま息を吐き続ける
⑥反対側も同様に行う
デッドバグはどれくらい行うのか?
最初は20秒4セットから始めてみましょう。それを毎日行い、腰が疲れずにできるようになってきたら1セットにつき5秒ずつ増やしてみましょう。
まとめ
デッドバグをやり込むことで、胴体をまっすぐにキープする力がつき、下半身の力を上半身に伝えやすくなったり、肩や腰が疲れにくくなったりします。
20秒4セットを毎日行い、慣れてきたら5秒ずつ増やして強度を上げてみましょう。応援しています。