スクワット ハーフVSフル

スクワットでの質問で本当によく聞かれる質問が、フルとハーフではどちらのほうがいいのか?というものです。この記事で、それぞれのスクワットのメリット・デメリットを理解し、みなさんが自分で判断できるようになれば幸いです。

フルとハーフの違い

スクワットにおけるフルとハーフの違いはしゃがむ深さの違いです。

フルスクワット → 股関節が膝の高さよりも下に来るまでしゃがむスクワット

ハーフスクワット → 膝が横から見て直角になるまでしゃがむスクワット

他にもクオーター(4分の1)スクワットやパラレル(平行)スクワット、フルボトムスクワットなど様々な深さのスクワットがありますが、この記事ではフルスクワットとハーフスクワットの2つに絞って解説をしていきます。

フルスクワットのメリット・デメリット

メリット

太ももの前側・内もも・お尻などの多くの筋肉を使うことができる

低い体勢での動作をより力強く行えるようになる

自分の筋力に見合った重量を選びやすい

デメリット

疲労がたまりやすい

足首の柔軟性が不足している人には難しい

ハーフスクワットのメリット・デメリット

メリット

高重量を扱うことができる

膝に不安要素がある人でもできる

デメリット

◇低い体勢での動作をより力強く行えるようにはならない

◇股関節まわりの筋肉を満遍なく鍛えることはできない(内ももやお尻の筋肉に刺激がそれほど入るわけではない)

フルスクワットとハーフスクワットの活用方法


基本的にはフルスクワットをベースに、ハーフスクワットをサブという活用方法がおすすめです。フルスクワットだけだと疲労がたまりやすくなりますが、フルスクワットとハーフスクワットを交互に行うことで頻度を落とさずに疲労を軽減することができます。

膝に不安要素がある人に関してはハーフスクワットを軸にしてもいいと思います。


フルスクワットとハーフスクワットの違いについてわかっていただけましたでしょうか。以上のことを踏まえて、スクワットをやり込んでみてください。応援しています。

いいなと思ったら応援しよう!