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「無限の可能性」vs「有限の人生」

今回の話は、

「若い頃は何でもできるような気がしていたが、いまは自分に限界を感じている。」
「そんなことはないですよ。いくつになっても挑戦できます!!」

という少年ジャンプっぽい話ではなく、
ヤンマガの進撃の巨人っぽい話です。

何かを変えることのできる人間がいるとすれば
その人は
きっと…
大事なものを捨てることができる人だ

化け物をも凌ぐ必要に迫られたのなら
人間性をも捨て去ることができる人のことだ

何も捨てることができない人には
何も変えることはできないだろう

進撃の巨人 7巻 アルミンのセリフより

これを書いた諫山先生は「マジで天才!」だと思います。
進撃の巨人が連載開始されたのは、諫山先生が23歳の時ですが、僕が20代前半の時は、全くそんな境地に至っていませんでした。

それをはっきりと認識して行動し始めたのは40代後半になってからでした。もっと具体的に言えば、胆嚢炎になって20cmくらい腹を切って摘出手術をして、入院した時でした。

残りの人生で何を選んで、何を捨てるか(選ばないか)

時間は有限です。
無限の可能性があるかもしれませんが、全てを選ぶ時間はありません。
そして、その時間は唐突に終わりを告げる可能性すらあります。

残りの人生で何を選ぶのか

やりたいことは、時間もかかるし、難易度も高いです。
なぜならば、時間もかからず簡単にできることは、今までの時間でやってきたはずだからです。

どうしても欲しいもの、どうしても実現したいこと、それは困難がゆえに強い願望になります。

やりたいことを実現しようとすると、残りの人生で多くの時間と労力を費やすことになります。そして、それはそれ以外のことを捨てることを意味します。あなたは何を捨てて、何を選択しますか?


炎上プロジェクトでの取捨選択

様々な状況でも変わりますし、いろんな考え方があるので、何が正しいというつもりはありません。
ただ、「炎上している」、「スケジュールが1ヵ月遅れている」などの状況の場合は、全部拾おうとするより、さっさと何を死守して、何を捨てるかを決めてしまった方が、結果として良いような気がしています。

全部拾えるケースもあると思いますが、そうしているうちに悪化するケースも考えられるので、確率論から言うと、被害を最小限に抑えられる選択が良いのかなと。


やりたいこと成し遂げたい場合は、何をやらないか、捨てるかも決めておく

やりたいことを明確に意識できていても、その代わりに何を捨てるかは明確に意識できていないことが多いと思います。
捨てるのはもったいないですし💦

理想を言うと、追い込まれてから何を捨てるかを考えるより、計画の段階であらかじめ捨てることを決めておいた方が、判断を誤ったり、後悔するリスクが少ないのでお勧めです。

皆さまが、本当にやりたいことを実現されることを願っています!



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村田 裕樹
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