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止まらない❗さらに進化する伝え方
今から20年近く前は、数百万から億単位の金額の商品を扱う会社で働いていました。高額商品のため、いきなりポンと買ってくれることはありません。まずは興味を持ってもらい、お問合せをいただく必要があります。
その後は担当営業が商談して受注する流れなのですが、私の担当はいかに多くのお問合せを獲得するかでした。
そのため、Webページやメルマガで、興味を持ってもらえるタイトルや内容にする必要がありました。
当時、なんでも自分でやらないといけない文化だったため、キャッチコピーも自分で考えていました。全くの素人でしたが、キャッチコピーの本を数冊買って、本を片手にアウトプットしまくったのが懐かしいです。
しかし、いま、その時の本を読み返してみると、やっぱり情報が古いと感じます。技術系の情報はすぐ古くなるという認識があったのですが、キャッチコピーや伝え方の書籍でも、情報は古くなるものだなと感じました。
少し古いが、「なるほど!」と思った『まんがでわかる 伝え方が9割』
ITエンジニア本大賞2025 ビジネス書部門で大賞を受賞した『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?』は伝え方を変えても伝わらない場合があり、スキーマが大事だと書かれています。
しかし、伝え方の改善よりスキーマが大事だと勘違いした私は大誤りでした。2013年に発売された「伝え方が9割」のマンガ版『まんがでわかる 伝え方が9割』を読んで、まだまだ伝え方の改善が足りないと感じたためです。
今回は、『まんがでわかる 伝え方が9割』で「ココを変えなきゃ!」と感じた部分を解説していきたいと思います。
要約はさらっと記載しておきます。
「強いコトバ」をつくる5つの技術
①サプライズ法
例:「そうだ 京都、行こう。」
②ギャップ法
例:「嫌いになりたいのに、あなたが好き。」
③赤裸々法
例:「くちびるが震えてる。あなたが好き。」
④リピート法
例:「今日は暑い、暑い。」
⑤クライマックス法
例:「これだけは覚えてほしいのですが」+伝えたい話
「ノー」を「イエス」に変える技術
「イエス」に変える3つのステップ
①自分の頭の中をそのままコトバにしない
②相手の頭の中を想像する
③相手のメリットと一致するお願いをつくる
「イエス」に変える7つの切り口
①相手の好きなこと
②選択の自由
③認められたい欲
④あなた限定
⑤チームワーク化
⑥嫌いなこと回避
⑦感謝
今日から実践すること!
「強いコトバ」をつくる5つの技術の【②ギャップ法】をまず身に付けたいと思います。ということでタイトルはギャップ法で作ってみました。
止まらない❗さらに進化する伝え方
どうでしょうか?
もう一つは、「イエス」に変える3つのステップの
【①自分の頭の中をそのままコトバにしない】
を実践したいです。
noteの記事も一晩寝かせてから見直して公開する方法を実施しています。
昨今は何かと慎重な方が良いので、大事な話をするときも、一度立ち止まる癖をつけたいです。
そういえば、行動経済学で有名なカーネマンの「ファスト&スロー」に出てくる、システム1(直感的で瞬間的な判断)、システム2(注意深く考えたり分析して判断)の、システム1の話に通じるなと感じました。
普遍的な概念で、すぐに情報が古くなることはないのだと思います。
伝え方だけでも、まだまだ覚えたいテクニックやノウハウがたくさんあり、もっともっと良くできそうで楽しいです✨
『まんがでわかる 伝え方が9割』は、つながりがあるストーリーと直感的にわかるマンガの組み合わせなので、とてもとても分かりやすいです!!
まだ、読まれていない方は是非お読みください✨ありがとうございます(笑)
上の文章は、本を読むとどこをマネしたかが分かります!
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