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ここだけの話、ブルーオーシャンはしょっぱいのでは?(個人事業主、小規模企業編)

個人的には、私のような一人社長の会社でいきなりブルーオーシャン戦略は、向いていないと思っています。

ブルーオーシャン戦略とは

2005年に発売された「ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する」に書かれた内容で、既存の競争が激しい市場(レッドオーシャン)を避け、未開拓の市場(ブルーオーシャン)をターゲットにした戦略です。

InstagramのようなSNSでは、個人や小規模な企業は特定のジャンルに特化することで、より効果的にファンを獲得しやすくなると言われています。


ブルーオーシャン戦略が向いていない理由

①ブルーオーシャンを探す難易度が高い

単に競合が少ないだけではなく、潜在的な需要がある領域でないと意味がなく、きちんとマーケティングを勉強した人で、調査能力が高くないとなかなか見つけられません。

②ブルーオーシャンを見つけても、開拓の難易度は高め

競合が少なく、成長の可能性がある市場を見つけたとしても、イノベーションを起こせる力従来の製品やサービスの枠組みを超えた付加価値情報発信力が必要で、開拓の難易度は高めです。

③需要があっても参入障壁を築けず、すぐに大手に奪われる

ビジネスとして美味しい場合は、資本力のある大手が参入してきます。
特許やブランディング、顧客との強い関係性などの参入障壁を築くのは容易ではなく、奪われる可能性は高いです。

「オーシャン」ではなく、「Pond(池)」くらいのニッチな分野であれば、大手企業から見向きもされずに生き延びられると思いますが、ブルーオーシャンはしょっぱそうだなと思うのが私の感想です。


では、どんな戦略が良いか?

「どの市場を攻めるか?」が起点ではなく、「自分がどんな付加価値を提供できるか?」を起点にし、次にどのようなお困りごとを解決できるかを考えるという順番が良いと思っています。

地道にお困りごとを解決して実績を積み上げることが先決で、実績を積み上げる過程で、「意外とココがブルーオーシャンなのでは?」というものが見つかるかもしれません。

つまらない結論かもしれませんが、しばらくは地道に頑張りたいと思います。では、また次回!

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村田 裕樹
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