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【起業準備】SNSで成功者のマネをしてダメだった理由 何が足りないかを考える会

「こうすれば儲かるよ」
と言われ、その通りに頑張っているのに、いまいち思ったような成果が得られない。

これは先行者利益の恩恵による違いが一因かもしれません。


先行者利益とは?

先行者利益とは、新しい市場や技術、ビジネス領域でいち早く参入することによって得られる様々な優位性を指します。

特にSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)においては、初期のユーザーが多くの恩恵を受けやすいです。

なぜSNSだと先行者利益が出やすいのか?

先行者のメリット

①フォロワーを増やしやすい
初期に参入した方がフォロワーを集めやすく、早くから参入してフォロワー数が多いと信頼性が高く見えるため、その後も有利になります。

加えて、一般的に既に多くのフォロワーを持つユーザーがより多くの露出されるアルゴリズムになっているため、既に人気のあるユーザーやコンテンツがさらに人気を集めやすくなります。

②プラットフォーマーからの優遇
優良なコンテンツを提供できる初期ユーザーは、そのプラットフォームが発展するカギとなるので、優遇されやすくなります
(例:ランキング表示や表彰、ユーザー紹介などによる露出度アップなど)

③収益化の機会に恵まれやすい
初期の有力ユーザーは広告収入やスポンサーシップなどの収益化の機会を確保しやすいです。


後発者の課題

①競争の激化
人気が出た後に後から参加すると、それだけユーザー数も多いため競争が激しくなります。既存とは異なる独自性や差別化が求められます
誰でも無料で参入できるSNSは特にその傾向があります。

②効果が出るまで時間がかかる
良いコンテンツであっても露出度が低ければ効果が出ません。
何か特別な露出度を上げる方法を持っていれば良いですが、地道に効果を出す場合は、露出度UPの活動に時間がかかります

③シェア獲得の難しさ
先行者によって既に形成されたコミュニティからシェアを奪うことは難しく、より多くのメリットを提供する必要があります


実体験:私が先行者利益を享受した例

私は「SEO対策」で先行者利益を得ました。

2005年~2010年は、私のような素人が本を片手に勉強しながらでも成果が出ました。「環境」というビックキーワードで3位に表示され、広告収入を得ていました。

ただ、いま同じことをゼロから始めるかと言うと

―――「No」です。

理由は、成果が得られるまでに手間と時間がかかるためです。
『せどり』の方がわかりやすいですが、「それが儲かる」と分かると参入者が殺到し、当然、値差が大きい品物が少なくなります。要は早い者勝ちなのです。


後発者がSNSで成功するには?

基本に立ち返って、ユーザー視点に立ち、ニーズを満たすコンテンツを地道に発信し続ける覚悟が必要だと思います。

ちなみに、必ずしも1つの分野でNo.1になる必要はありません
例えば、「地域 × カテゴリ」のような組み合わせで上位を狙えば、差別化にもなります。

――― 抽象的な言い方になってしまったため、具体的に言うと、

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