23年 展示予定 Gift. 設定 ①

人がいた世界を描くのか、人がいない世界を描くのか
それはわずかな差を生む

今まで 展示や作品の中で 人がいない世界を描いてきた
そう思っていた
だけど 違ったのかもしれないと ふと感じた

もしかしたら

人がいた世界を描いているのかもしれない

あるいは 人がいない世界とは これから 人が生まれるのか
人が滅んだあとなのか
それによって感覚が変わる

生まれた疑問は作品、展示は過去10年のステージや世界観ではなく
次なるフェーズに移行を確実に望んでいることは明白だった

作品に対して 新しさ という感覚ではなく
制作の全体像自体 が 新しくなろうとしている

この感覚を得られたことが 今回の作品Gift を進める理由となった