NHKアニメ「オトナプリキュア」第11話「ミライノオワリ」レビュー「キュアドリームは…夢原のぞみは昔から「何とかなるなる」で「何とかして来た」のだ。」
町の守護天使・ベルは町を愛する余り,地球環境を汚し,一遍の反省も無く,
自分勝手に生きる人間達がそう遠くない未来,町を滅ぼす事実を知り,
人間を憎み,町から人間を一掃する事を望む様になった。
町から人間がひとり残らず居なくなればベルの愛した町は守られるのだ。
しかし…それは本当に正しいやり方なのだろうか。
人の心の闇が生んだ「シャドウ」を結集して
大怪獣を生成したベルは大怪獣に人間の一掃を命じる。
だが大怪獣は町を壊し始める。
大怪獣は生活拠点の破壊が人間の一掃に繋がると解釈したのだ。
ベルは
「私は…こんな事望んでいなかった…私は町を守りたかっただけなのに…」
と苦渋の表情を浮かべる。
キュアドリームはこう言う。
「人の居なくなった町なんて「町」じゃない!」
町は人の暮らしと共に栄えて来た運命共同体なのであって
人が居なくなれば町は死に町が死ねば人は居なくなるのだ。
「ではどうすればいいと言うのだ?」
ベルの叫びに対してドリームはこう言う。
キュアドリームは…夢原のぞみは「昔からこういう奴」なんだ。
この説得になってない滅茶苦茶な説得で「何とかして来た」のだ。
「私は…私達は…「何とかする」為に
もう一度「プリキュア」になったんだと思う」
プリキュア5&スプラッシュスターの苦境に
「最初のプリキュア」
が加勢して
「最終話へと続く」