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『アートに出会うショートトリップ』 あさひの芸術祭 あさげー その2 (海上エリア)
岬のエリアを出て、今度は海上エリアにある場所を巡る。少しわかりにくいので、ナビを活用したほうが良さそうだ。国道から丘に登ってゆく狭い道を行くと、ぱっと視界が開ける。畑が広がり風力発電の風車がぐるぐるまわる。
信号の無い四辻に差し掛かると、あさげーの旗が出ていたので、安心して細い道を入っていくと、畑の向こうに庵が見える。さて、またここから始めよう。
1.森の陶房
たどりついた陶房の入口から、とても世界観のある風景になっている。車を停車させると、近くで雉の鳴く声がするので、通ってきた道を見ると、優雅に雉がそろそろと歩いている。
加瀬達郎氏の陶房の、どこかの庵のような入口をくぐると、花々が迎えてくれる。和のしつらいが心地よい。その先には陶房があり、恐る恐るのぞくと登り窯が見える。益子や笠間などの陶芸の里に迷い混んだような気がした。母屋に向かうと展示スペースになっている。美しい作品群に、思わず手に取ってみたくなる。
皿など、どこかでこの作風に出会ったことがあるなと思ったら、銚子で昨年秋にオープンした農家レストランをやっている友人のところで、食事を提供する器として使われている。緑の野菜などを美しく見せる器だった。
やはり、ここにはもう一度、2巡目に来ようと固く心の中で誓う。
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2.海上ふれあい館
森の陶房から飯岡の駅に向かう。飯岡駅に隣接しているギャラリーが目的地。ここは4月30日までで、5月からはギャラリー雅に作品は移動するらしい。駅のホームに入りそうになりながら、学生たちが列車を待ちながら賑やかにおしゃべりする待合室を抜けて、細い通路を奥に進むとギャラリーがある。
駅のギャラリー、なんて不思議な空間なのだろう。でも山崎久美子氏のやわらかなタッチの少女の絵が、とても場を優しく包んでいる。セーラー服が懐かしい。
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ここから先は、旭中央病院エリアや旭の中心地に点在しているので、飯岡駅を後にして、イオンタウン旭、旭中央病院地区に向かう。(その3 旭エリアにつづく)