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2回目のさよなら。ライバーを卒業するということ

*こちらは、ミクチャというアプリで配信した経験と、その時生まれた気持ちを言葉にしたくて書いています。

配信について、この記事以前にも綴っています。合わせてお読み頂けたら嬉しいです💜🌻




『旅行女子発掘コンテスト』が終了したら、ライバーを卒業すると決めていました。

余りにも過酷で、身体や仕事に支障をきたしていましたし、配信に夢中になりすぎて周りが見えなくなっており、配信のない生活に戻らないと、取り返しのつかないことになりそうな危機感があったからです。


ミクチャには、ライバー応援度に合わせて、"リスナーさんの名前の色が変わる"という制度がありました。

赤色、青色、紫色、緑色、グレー、白(何色でもない)といった順。

リスナーさんの色🩷🩵


特に、応援度1番上の赤色は特別で、赤色になる為には、アイテムでの応援の他に、配信への出席日数や毎月20日まで待たなければいけない、というルール(他にも様々有り)がありました。


ライバーとして、自分の枠でリスナーさんが赤色になってくれるのは、本当に嬉しいことです。
私の枠でも、赤色になってもらえるリスナーさんがいたので、「絶対この目で色が変わるところを見たい」と思い、リスナーさんが赤色になれる8月20日をもって卒業することにしました。


最後の配信も、本当に沢山のリスナーさんが来てくれました。
私の枠のコメント欄が、カラフルな色で埋めつくされて、とても幸せでした。
この景色を私は絶対に忘れません。

カラフルなコメント欄


皆、大好き…

私のこの気持ち、伝わっていたかな?

逢いたい。



『旅行女子発掘コンテスト』最終日、リスナーさんを怒らせてしまうというハプニングがありましたが、実はあの後、たくさん応援して頂き、最終ステージを2位で終わることができました。
しかも、その日は特別な特典が用意されていた日であり、なんとまさかの私が選ばれたのです。

その特典とは、11月4日京都で行われる
『2024 NADESHIKO NIPPON』
ランウェイ出場権!!

私は、8月11日の最終日、1番応援して貰えたライバーに贈られる特典を、リスナーさん達の応援によってプレゼントして頂けました。

びっくりと共に、嬉しくて飛び上がって喜んだことを今でも覚えています。


ここで問題がありました。
ライバーを8月20日に卒業してしまい、11月4日まで、皆に忘れられてしまわないか、という事です。
「ランウェイにたくさんのリスナーさんに見に来て貰いたい!」
私の次の目標(思い)はこれになりました。

ミクチャにハマってしまっていたこともあり、ライバーを卒業した後も、なかなかミクチャを見ることを辞められませんでした。
そこにランウェイ出場となって、忘れられたくない思いと、配信したら身体を壊すので出来ないジレンマで、ピンと張っていた心の糸が切れてしまったのもこの頃だったと思います。

何故か精神不安定になり、心臓がバクバクしたりしました。

そんな私を支えてくれたのが、私のマネージャーをしてくれたリスナーさんでした。

配信期間中は、一緒に企画を考えてくれて、ライバー卒業した後は、悩みの相談にのってもらいました。

本当に頼っていました。
頼りすぎて、私の機嫌により理不尽に何度もミクチャのファンポチを外したり、インスタのDMをブロックしたりしました。
ファンポチを外されることが何よりも辛いと、私自身が言っていたのに、私は他人にやってしまっていたのです。
とても申し訳なく、なんてわがままだったのか。

しかし、それだけ心の頼りにしていたのも事実です。

ただ、その様な関係は良くありません。一方的に頼って、他人を蔑ろにするなんて、相手に失礼なことです。
何度も何度も頼るのを辞めよう、と思ってブロックしましたが、最終的には寂しくなって連絡してしまう。

そんな自分が嫌で苦しかった時に、妹から言われた言葉、

「相手を思うなら、自分が悪者になれ」


その通りだと思いました。自分のことしか考えていない私。
ハッとしました。

私は、そのリスナーさんが大好きです。
私がミクチャの配信を始めた当初から、ずっと応援してくれました。初めてのアイテムは、ほとんどその方が贈ってくれました。
イベントを開始したステージ1の、最初の配信で、
「定期つくったよ」
と言ってくれたのもそのリスナーさんです。

本当に大好きで、感謝してもしきれません。

相手を大事に思っているからこそ、私はその方とさよならをすることにしました。

見てもらいたかったランウェイの、1ヶ月前のことでした。