何かを一生懸命するということ~NADESHIKO NIPPON 京都ランウェイにて~
*こちらは、ミクチャというアプリで配信した経験と、その時生まれた気持ちを言葉にしたくて書いています。
配信について、この記事以前にも綴っています。合わせてお読み頂けたら嬉しいです💜🌻
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『2024 NADESHIKO NIPPON』のランウェイは着物で歩きます。
着物を着たのは、成人式と姉と妹の結婚式で3回だけ。
これでは、せっかくのランウェイが台無しになると思い、人生初のウォーキングレッスンを受けてみました。
着物は、洋服での歩き方とは全く違い、少し内股、前かがみと教わりました。
う〜ん、1度ではなかなか難しい。
家でも何度か練習して、いざ本番へ。
2024年4月17日から8月20日までライバーとして配信活動を行い、その際にリスナーさん達のおかげで頂けた11月4日に京都で開催されるランウェイ出場権。
ドキドキワクワク。人生で1番綺麗な自分で臨みたい!
ウォーキングレッスン、ネイル、エステまで行ったりして、本番に向けて準備万端なはずだったのに。
ランウェイの約1ヶ月前に、見に来て欲しかったリスナーさんとお別れし、思い出す度にジクジクとした心の痛みが出来てしまいました。
その方に来ていただけると思っていた時は、他のリスナーさん達にもたくさん声をかけて、出来るだけ招待したいと思っていました。
なんと言っても、『旅行女子発掘コンテスト』後の私の目標は、
「ランウェイでたくさんのリスナーさんに私の姿を見てもらいたい!」
だったからです。
そんな気持ちも、ずっと応援して貰ったリスナーさんとの別れを思い出すと、痛みと悲しみでなくなってしまいそうでした。
いや、本当は当日も、そして終わった今なお、たくさんの方に見てもらいたかった!
けれど、私だけ楽しんでいいのかな、という思いや、どうしてこんな風になってしまったんだろう、という悲しさで、ランウェイにリスナーさん達を呼ぶことがどうしても出来ませんでした。
ランウェイ後、知り合いのライバーさんからお食事も誘って頂きましたがお断りし、せっかくの京都も、観光せずすぐに帰りました。
ただ、ただ、こんな風にしてしまった自分を責めるばかり。
どうして私は、いつも大事なところで失敗するんだろう。
一生懸命に何かをするということは、苦しいのだと思います。
一生懸命やったのだから、後悔がないなんて嘘です。
やればやるほど、どうしてあんな事してしまったんだろう、何故あの時あんな事言ってしまったんだろう、と考えてしまう。
37年間生きてきて、やっと気づいたこと。
一生懸命やるということは苦しい
苦しいことが悪いことではありません。
この後悔や悲しみで起こる胸の痛み…
この痛みがあるからこそ、楽しかった時間を幸せと感じるし、思い出をずっと忘れない。
だけどとっても苦しいです。
誤解がないように申しますと、
『2024 NADESHIKO NIPPON』のランウェイは、本当に素晴らしく、最高の思い出となった1日でした。
たくさんの方に見てもらうことは出来なかったけれど、1人、応援してくださったリスナーさんが、朝早い新幹線に乗って、見に来てくださいました。
その方に会うのが1番の楽しみでした。
お顔を見た瞬間に自然と涙がポロポロ。
リスナーさんはちょっと引いてました(笑)
ランウェイでお会い出来た他のライバーさん達も全員素敵で、iPhoneを通して見る姿とは全く別物。
実際にお会いした方が、何倍も魅力的でした。(もちろん配信でもかっこいい&可愛い方々です。)
ランウェイのステージはキラキラ輝いていて、プロの方に着付けとヘア&メイクをして貰えた、今までで1番綺麗な自分。
何もかもが夢のような時間でした。
ランウェイが終わった後は、涙が止まりませんでした。
有難い。
この言葉しか出てきません。
どうしても感謝を伝えたかったため、私はその日、10分間だけ配信を付けました。
そんな短い時間だったにもかかわらず、皆さまが逢いに来てくれたのにも感動しました。
ありがとう
ありがとう
ありがとう
自然と頭が下がりました。
戻りたいです。
ライバーをしていたあの頃に。
たくさんの方と笑いあった、2024年の夏。
大切で大好きだったリスナーさん。
私の宝物。
もう逢えないことが苦しくて、ミクチャの配信が出来ません。
だって、いつもいてくれたあなたがいないから。