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【ブログ】ショートショートの文字数について

皆さん、こんにちは!むらさきあやめです!

今日はショートショート作品の文字数についてつらつらと書いています。


✒ショートショートの定義

みなさんはショートショートの定義についてどう考えていますか?

僕はnoteでは勝手に文字数1500文字以内のものをショートショートとしてマガジン登録しています。

これは僕が音読するくらいのゆっくりなペースで読めるのが1分で700~800文字程度なので、「1~2分で軽く読めるものをショートショートとしたい」と思ったからです。

ちなみにウィキペディアでは、

ショートショートの長さに明確な規定はない(中略)雑誌『小説現代』のコンテストでは400字詰め原稿用紙7枚まで、雑誌『SFマガジン』の読者投稿コーナーでは400字詰め原稿用紙5枚程度としている。(中略)都筑道夫と星新一とがショートショートのアンソロジーを編纂したときには400字詰め原稿用紙20枚までとした。

Wikipedia『ショートショート』

とありました。

原稿用紙換算なので文字数とは違いますが、最大2800文字、2000文字、80000文字、ともう少し長いところで線引きをすることが多いようですね。

✒ショートショートnote杯に参加して

僕の中でショートショートの文字数に対しての印象が変わったのはショートショートnote杯に参加したのがきっかけでした。

こちらの企画は「ショート」にかけて410文字で作品を募集していたのですが、これがまとめるのが非常に難しいのです。

お題10作品に応募したところ、そのほとんどで文字数がオーバーし、削る作業がついてまわりました。

しかし、企画参加者の作品を読んで回っているときに感じたのが、

「あれ?410文字ってすごくちょうどいいのでは……?」

という感覚。

ここでいうちょうどいいは、例えば電車通勤・通学の際に少し読んだり、仕事の休憩時間に少し読んだり……そういった「少し」の読書にちょうどいい文字数という意味。

もうちょっと多くても大丈夫かもですが、キリのいいところだと500文字くらいまでだとさらっと読めて非常にちょうどいいと感じます。

僕は漫画アプリ(無料で漫画が読める各出版社が出してるアレです)も楽しんだりするのですが、それと近い感覚でした。

ガッツリな読書ではなく、ちょっとした時間に楽しめるコンテンツとして500文字程度のコンテンツは魅力があるなと感じました。

✒ショートショートの理想の文字数

だからショートショートはみんな500文字以内にすべきだ!

とか言うつもりはなく。

書き手も読み手もショートショートの定義が違うのだからショートショートの文字数はいくらでもいいと思います。

ただ、短い文字数の作品を(僕みたいに)求めている人たちは一定数いるかもな、と思いました。

これは文体やレイアウト(行間)などと同じで読まれやすくする工夫のひとつなのかもしれません。

今後もショートショート活動は続けていきますが、読まれやすくする工夫として「500文字程度に抑えられるなら抑える」というのを意識してみようかな、と最近は思うようになりました。

もちろん長い文章には長い文章の魅力がありますし、そちらも勉強していきたいところですけどね。(連載中の作品も大体一話2000~3000文字くらいです)


読んで下さってありがとうございました!

みなさんのご意見・感想などコメントや引用記事で聴かせてくださると嬉しいです!

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