場を作る、刺激を受ける、アウトプットする おしゃべり対談#04
おしゃべり対談記事、今回はFABDAYを運営しているsatzzにsoが話を聞きました。2回に分けてお送りします。前半は場をオーガナイスすることの良さについて盛り上がりました。
so:んじゃはやいけどやっちゃいますかね
satzz:おねがいします
so:これはなんか、それぞれのfarmtory活動についてきいてnoteにまとめる的ななにかなんですがsatzzはfarmtoryでどんなことをしてるか、どんなことをしたいとおもったかみたいなのあったらきかせて
satzz:はい。最近はあまり動けてないんですがレーザーカッターとかでものづくりに興味ある人に触ってもらうfab dayの運営とかを主にやっていましたね
so:うんうん
satzz:あと、技術書典とかMaker Faire出展するよって声かけたりとかお尻たたいたりとか、雑用とかってのもありますね
so:直接的になにかつくるという感じじゃないよね。自分の立ち位置もちょっと近い気がするけど
satzz:そうですね。ものを作るのも好きですが。自分は場を作る方向で動いたほうが全体的にはいいかなとおもってやっていた節があります。
so:なるほどなるほど。farmtoryの場について、こういうふうにしたいとかある?
satzz:そうですね〜思いつきで書いていくと、自分は他で旅するエンジニアとか書いていたりで海外に行ったりも好きなので、海外の人から興味もってもらえるとおお!ってなるなってのは一つあります
so:お、そういうの個人の感じが出ててとてもいいですね。これ?
これsatzzかいてるの?
https://techbookfest.org/event/tbf06/circle/50670012
satzz:はい。何人かで書いてます。逆に海外のMaker Faireいったりエンジニアとあうと、そういうfarmtory的な話で盛り上がるので。
so:絵は違う人だね? 「farmtory的な話で盛り上がる」ここなんかすごいきになった。ちょっといますぐ言葉がでてこないんだけども、うんうんそうだよね、みたいなことおもって
satzz:絵はmsskndさんにお願いしました。farmtoryにもあそびにきてくれました
so:お、そうなんですね!ぼくはあえて言ってみると、場の持続可能性みたいな観点でfarmtoryに興味があるのかなっておもうんだけども、技術的な素養みたいなのは、satzzと比較するとだいぶ低い。でもなんか、新しいものを介したコミュニケーションができる場が好きみたいなのあるかもなーっておもった
satzz:海外の人と盛り上がるというのは、種まきマシンみたいなのを半分遊びで作ってMaker Faire出展してたりしてたんですが、そういうのコンセプトだけでも面白いね、みたいな話とか。野菜育ててますとかRaspberryPiつかってますとか
so:うんうん
satzz:まぁわりと話せば通じるなって
so:なんかさ、ポジティブな発想を生むっていうか。物もあるし。なんかうまいこと言えないなw
satzz:そうですね。実際のモノと場と、両方バランスとっていきたいなというのはあります。playerでもありorganizerでもある、ってことかな
自分の役割としては。で、人集めるだけでなく、自分でも作ってると、引き出しにもなってたのしい。最近進捗がないのですがw
so:なんかさ「引き出しになる」とか「盛り上がる」とかって、うん、いいよねっておおもうんだけどさ、なんでそれがいいみたいなの言語化できる?
satzz:あーむずかしいなー、自分は割と人見知りがないからそう思えるのかも
so:ほうほう
satzz:あと今までのなんとなくの傾向で、とりあえず話に出してみたら興味持ってもらえて次のつながりへ進む、みたいなポジティブなことが印象に残ってるかもですね
so:そこ、具体的な例だせる?
satzz:話しても仕方ないときもあるんですが、せっかくお金も時間もかけてやってるんだったら話さないほうがもったいないよなと。そうですねー。旅行の話ばかりしてたら旅するエンジニアの執筆の話が来たりとか。ものづくりの話してたらStartupWeekendの運営に混ぜてもらえるようになったりとか。
so:なるほど。そこから新しい関わりだったり、自分の価値が発揮できる場が増えたりする、みたいなことかな?
satzz:そうですね。あとはここ一年くらいDJやってて、やっぱりそこでも機材いじりたいみたいなのがあってfarmtoryでできることないのかなとか探してみたりとか。DJもクラブが好きで行ってていつの間にか話が広がってDJ始めてたみたいな、そういう展開が好きですね。でもずっとDJやってるんじゃなくて、エンジニア要素と組み合わせるとかやっていきたいですね
so:ソフトウェアの使えるフィールドを増やそうとしてるみたいなところあるねえ
satzz:そうですね。あとそうやって活動範囲を探していくと逆に今までのスキルでできなかったデザインとか編集とか少し手を出すようになったりとかして。
so:うん。スキルアップ的な志向がつよいのかな。スキルっていうのはちょっと短絡的な表現な気はするんだけども
satzz:スキルアップかはわかりませんが(エンジニアとしてはそんなに爆進しているわけではないので)、広げようとはしてますかねー。引き出しを増やすのに近い。
so:スキルっていうと、特定の一つみたいなかんじだけど、フィールドっていうか
satzz:フリーランスなので、誰も自分のやることは決めてくれなくなって、興味があったらなんでもやってみるという感じになってますね 。会社員の間は自分はエンジニアなので・・・という諦めはありましたね。諦めというか、DJとかデザインとか考えもしないというか
so:興味をさ、維持するためみたいな観点ある?外部の刺激がほしいとか
satzz:あー勉強会は昔よくいってたんですけど、インプット過剰になりすぎてあまり自分にはハマらなかったかな。
so:うんうん
satzz:で、オーガナイズする側に回ったほうがどんどんスキルアップできる、というのはあります
so:おもしろいなー
satzz:あるいはオーガナイズでなくてもいいんですけど、なにかアウトプットをだすことにコミットする、でも。勉強会行くだけだと行って終わりになってしまう。人とつながるってのはありがたいんですが。
so:これ、まとめなきゃっておもいながら話すのきつさあるwこないだもおもったけど
satzz:ですよねw
so:まとめられないくらいのことのほうがおもしろいwアウトプットだすことにコミットするっていうのいい表現だなー。ちょっと自分の最近の活動でも、そういう視点がいるんじゃないかっておもってきた
さてさて、次回につづきます