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2018年のfarmtory-lab活動を振り返る
これはfarmtory Advent Calendar 2018 24日目の記事です。
サマリー
2018年に始めたfarmtory-lab。どんなことをやってきたか振り返ってみます。1月から個人で準備し始め、6月にメンバーを増やしコミュニティとしてスタート。現在slackに参加しているのは23名、サポーターは8名。fabday、farmdayあわせて13回のイベントを行い、MakerFaireTaipei2018にも出展しました。
まだまだ生活を満たすだけのものつくりはできていませんが、振り返るとさまざまなことをやってきましたね。来年もよりおもしろいもの作りや栽培をしていきたいものです。
1月
やるぞ!という気持ちになって、それまでもやもや考えていた「こういうのやりたい」というイメージをまとめたり、機材をリストアップしたりしました。
2月
まず機材を揃えるべく、3Dプリンターを購入して組み立てたり、ミシンをお預かりしたり。
3月
リュックを作ってみたり、服を作ってみたり、3Dプリンターで雑貨を作ったりと、実際に「生活に必要なものを作る」活動を始めます。作業部屋を整え始め、壁をホワイトボード化したり。
4月
友人たちと、蜂の巣箱を作る会を行いました(ちなみに今年は蜂が居着かず)。屋上の栽培環境を整えるのに使えるものがないかと、廃品業者の展示会に行ったりしましたが、獲物なし。結局フェルトプランターやコンテナを買って、小規模に屋上栽培を始めました。
5月
やっと決心がついてレーザーカッターを買いました。が、思った以上に部品の状態でお届け。組み立てが大変で、しばらく仕事の合間に一人で黙々と作業する日が続きました。これで、現在の機材がほぼ揃いました。
6月 farmtory-labスタート
ここまでは一人でやってきましたが、どうしても進みが遅いということで、助けてくれそうな友人に声をかけました。一緒にやってくれるということで、slackとscrapbox、ビデオ会議という運用が始まりました。そしてなにより、farmtory-labという名前が決まりました。というわけで、ここからfarmtory-labスタート。
7月
室内用の水耕栽培のゾーンを作り、栽培スタート。また、初めてのfabdayを行いました。ここから大体2週間に一度(現在は月に一度)のペースで続いており、3Dモデリングやレーザーカッターの使い方、基板設計など、8回開催しました。
また、サポーターや、メンバーの募集を行うようになったのもこの時期。少しずづ参加者が増え、コミュニティになってきました。
8月
farmtory-labとしての出展はしていませんが、私むらさきなどが作品を出したこともあり、MakerFaireTokyo2018に行ったりしました。屋上の植物が収穫できた一方で、暑すぎて枯れてしまったり。環境の厳しさと植物を育てる難しさを実感します。
9月
初めてのfarmdayを開きました。ここから月に1度開かれ、低アルコールビール造りやパイプ水耕栽培器づくりなど、これまで5回開催しました。なんとなく活動の形が整ってきました。
ちなみに、レーザーカッターの台を溶接で作ったのや、水耕栽培にセンサー類がついたも9月。
10月
11月に台湾で行われるMakerFaireTaipeiに出展することを決めたため、10月はそのためのもの作り作業を進めていました。水曜日の夜を作業デーにし、メンバーは自由に機材を使えることに。
11月
MakerFaireTaipei2018にfarmtory-labとして初出展。種まき機、縫わないで作れるバッグ、などを展示しました。ちなみにアメリカのMake:Blogでもちらっと紹介されました。台湾のアクアポニックス農場の見学なども見学しました。
12月
farmtoryアドベントカレンダーでさまざまな方におもしろい記事を書いてもらいました。また、春に備えてパイプ水耕栽培の作成も。
ここに書ききれなかった活動もありますし、メンバー個人が作っているものなども入れるともっといろいろあります。ゆるゆるとしたコミュニティ活動としてはけっこういろいろやれているのではないでしょうか?farmtory-labは新しい暮らしを作る、衣食住で遊ぶ、というのを中心にしつつ、メンバーそれぞれがやりたいことを加速する集まりになるといいなと思っています。
では、そろそろ今年の片付けをしていきます。また来年!