#検察庁法改正法案から考える

#検察庁法改正法案に抗議します ってのがすごい数の国民がこれをツイートしてる。小泉今日子さんとかきゃりーぱみゅぱみゅちゃんとか沢山の有名人まで。さすがにそうなるだろう。だって三権分立ってのがあって政治家が悪さしないように検察が法の番人として法に引っかかることを監視する役割。だから総理大臣になって権力もってもなにかあったら逮捕してくれる。韓国なんか大統領が何度か逮捕されてるか。

だから今回、検察庁法案てのをすこしいじってある黒川検事長って人の引退を遅らせるんだって。その人はいままでいろんなグレーなことをやってきた安倍政権を逃してくれてた人。

その人の定年を伸ばしたら検察のトップになる可能性が高い。

そうしたら自分に懐く番犬は多少のことをしても噛みつかない。いわば俺たち国民を守ってくれる番犬を手懐けさせた。

まあおれの話はそこではなくていますごくバズりまくってる中でふと思ったんだ。沖縄はね、ずっとこんなことが起きてる。

こんなことってのは国が自分のやりたいことを押し通すためにルールを裏技で変えるってことを。例えば沖縄の辺野古ってところに米軍基地を作ろうとしてる。

沖縄県はただ反対したのではなく、様々な調査と法律に基づいて基地の埋立の承認を撤回した。

基地を作る側の沖縄防衛局は、これで一旦は埋立ができなくなってしまった。
すると、どうしたか？

行政不服審査法という法律を使って、国土交通省に「沖縄県が埋立許してくれないの不服なんだけど、どうにかならない？」と助けを求めたんだ。すると、国土交通省は、「OK！」と言って、沖縄県の承認撤回の決定を取り消してしまった。でもね、この行政不服審査法って、本当は、行政側の不当な決定に対する国民の権利を守るためのもの。例えば、一人の市民が、市町村の決定に不服を申し立てるとか、そう言った類いのもの。

だから、行政側の沖縄防衛局が、行政側の国土交通省にこの法律を使うなんてとんでもない事。

「私人なりすましだ！」と言われるのはそういう事。おまけに、裁判所までそれを許してしまった。そうやって防衛省沖縄防衛局は辺野古の埋立をずっと続けている。ここじゃ長くなるから自分で調べてみて。

あと石垣島に自衛隊の基地が作られようとしてて住民もそこまで知らないうちにどんどん工事されてる。

最初はその基地はミサイル基地ではないと言ってたけど蓋を開けたらミサイル基地。

石垣島の未来を左右する大事な事だから、ちゃんと住民みんなで考えて、みんなで決めよう。
その為に地元の人たちが、地方自治法と石垣市自治基本条例という法律に基づいて、住民投票をさせてほしい、石垣市に請求したんだ。
でも石垣市はそれらの法律の解釈をねじ曲げて、住民投票を拒否したんだ。

基地予定地周辺の人たちも、「自分たちは住民投票の結果に従う」と言っているのに、意思表示すらさせてもらってない状態が今も続きながら、工事だけが進められている。
詳しくはちゃんと自分で調べて。

要は沖縄ではずーと起きてんのよ。今回のようなことが。それは内地の人がそれらを沖縄の人の問題だと思ってるから。

そのニュースも新聞も沖縄でしかやらない。それは本土じゃ数字が取れないから。見るのは沖縄の人だけ。本土はみない。沖縄の彼らも日本人やで。ずっと叫んでるよ。静かな悲鳴を。

※多嘉山侑三さんに言葉足らずの部分を編集してもらいました。沖縄のことなら多嘉山侑三さんのYouTubeおすすめ。