むらかみーたん

21歳の時に母を、37歳の時に父を共に自殺で亡くしちゃった自死遺族(゚ω゚)ガビー…

むらかみーたん

21歳の時に母を、37歳の時に父を共に自殺で亡くしちゃった自死遺族(゚ω゚)ガビーン よくあるパターンの鬱っぽい時代を乗り越えて、 こんな過去があっても(というか、あるからこそ)明るく楽しく生きていってもOKなんだ♪と気づいていく経緯を軽やかさを心がけつつ語ります

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  • 父と母が首を吊った〜自死遺族の心のつぶやき〜

    両親が自死(いわゆるくびつり自殺)を自宅で行いました。 あまり表に出せない、自死遺族ならではの悲しさ、苦しさ、やるせなさを数年に渡り少しづつ綴っています。 同じ境遇の方、どうぞご自身を責めないでください。 それを伝えたくて書き始めたのもあります。

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はじめに

はじめまして、むらかみーたんです∩(´∀`)∩ プロフィールにあるとおり、私は21歳の時に母を、37歳で父を自殺という形で亡くしました。 母の自死以降、何年も自分を責める日が続きました。 親しい友人や周囲にも母の死亡理由は言えませんでした。 なんだか、公には言えないような、タブーなもののような気がしたし、また、一気に不幸の烙印を押されちゃうんだろうなって怖れとか、打ち明けることで相手にも重荷を背負わせてしまうような申し訳なさなどが入り交じっていたからのように思います。

    • 両親が不仲で喧嘩が絶えなくて、鬱家庭に育つと、ドラマとかに出てくるあったかい家族の描写がおとぎ話みたいに見えることないですか?👀

      • 実際の母の自死現場は洗面所 「ラックに首をかけて縊死」と診断書も読んだし、父にもそう聞いた なのに、リビングの窓のカーテンレールに引っかかっている母の夢を見てからか、そちらがイメージとして定着してしまった 黒とグレーのストライプの変な柄のカーテンと吊り下がる母が脳裏にいる

        • そして帰宅した父が、母の首から紐を切って、下ろしてあげた時の気持ちはいかなるものだったか 26年後に同じことを娘にさせた父の最後の気持ちはどうだったのか 明け方、まだ体調の優れないこの時期ふつふつと思考を巡らせてしまう 同じような自死遺族の方、きっといるのだろう 負けないで

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        • 両親が不仲で喧嘩が絶えなくて、鬱家庭に育つと、ドラマとかに出てくるあったかい家族の描写がおとぎ話みたいに見えることないですか?👀

        • 実際の母の自死現場は洗面所 「ラックに首をかけて縊死」と診断書も読んだし、父にもそう聞いた なのに、リビングの窓のカーテンレールに引っかかっている母の夢を見てからか、そちらがイメージとして定着してしまった 黒とグレーのストライプの変な柄のカーテンと吊り下がる母が脳裏にいる

        • そして帰宅した父が、母の首から紐を切って、下ろしてあげた時の気持ちはいかなるものだったか 26年後に同じことを娘にさせた父の最後の気持ちはどうだったのか 明け方、まだ体調の優れないこの時期ふつふつと思考を巡らせてしまう 同じような自死遺族の方、きっといるのだろう 負けないで

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        • 父と母が首を吊った〜自死遺族の心のつぶやき〜
          26本

        記事

          母が首を吊ったあの日 飼っていた猫二匹はどう感じたのだろう? といつも考えてしまう 朝、死を決意して実行し、夜に父の帰宅で見つかるまで 猫ちゃん達は洗面所でぶら下がる彼女を飼い主として見て動揺したのか 息がない物体として見ていたのか 答のない思考を繰り返す自死遺族あるある

          母が首を吊ったあの日 飼っていた猫二匹はどう感じたのだろう? といつも考えてしまう 朝、死を決意して実行し、夜に父の帰宅で見つかるまで 猫ちゃん達は洗面所でぶら下がる彼女を飼い主として見て動揺したのか 息がない物体として見ていたのか 答のない思考を繰り返す自死遺族あるある

          声が文字通りでなくなってしまった(風邪) よくこういう夢を見る 助けてと叫びたいのに声がでなくてカッスカスで叫べない夢 自死した両親に向かって、怒りを叫ぶのに声にならない夢 一度胸を触ってくる父に声なき声で叫ぶ夢を見た(相当嫌な経験として心に残っているらしい)

          声が文字通りでなくなってしまった(風邪) よくこういう夢を見る 助けてと叫びたいのに声がでなくてカッスカスで叫べない夢 自死した両親に向かって、怒りを叫ぶのに声にならない夢 一度胸を触ってくる父に声なき声で叫ぶ夢を見た(相当嫌な経験として心に残っているらしい)

          風邪気味で予定を全てキャンセルして寝ていた 何年ぶりかに、自死した母が出てきた 洗面台に並んで座っていて、しっとりしくしく泣いていた 母というより幼子のようで、言葉は話さず、静かにずっと泣いていて、私がなぐさめていた 父も出てきたが別人みたいだった 頭痛が酷い

          風邪気味で予定を全てキャンセルして寝ていた 何年ぶりかに、自死した母が出てきた 洗面台に並んで座っていて、しっとりしくしく泣いていた 母というより幼子のようで、言葉は話さず、静かにずっと泣いていて、私がなぐさめていた 父も出てきたが別人みたいだった 頭痛が酷い

          自殺した両親は毒親だったのか?結論

          バイト先の新しい交友関係が新鮮で、また学生の身分ではお金も有り余るくらいもらえるようになり、大学にも行かなくなってしまいました。 これは本当に申し訳ないことをしました。 私立だったので、入学金や授業料のことを考えると、今でも平謝りしたい気分ですが、その時にはありがたみを感じられていなくて・・・。 なので、父が自死を選んだ時に、私の定期預金を勝手に解約して500万円使ってしまっていたのがわかった時も、怒りより、 「大学辞めちゃったこと、これでチャラになったかなぁ〜」 って

          自殺した両親は毒親だったのか?結論

          自殺した両親は毒親だったのか?

          近年、ネグレクト含むDVをする親の俗称が【毒親】として認知されてきています。 中には、過保護で口出しをしすぎて子供の意欲を奪ってしまう親も、そのカテゴリーに入ると、ネットで読みました。 「厳しかったうちの両親はどうだったんだろう?」 そう頭をよぎることがあります。 なぜかというと、私の欝っぽい症状は、21歳の時に母が首吊りをするずっと前、思春期くらいからすでに始まっていたから。 友達にも言えない、親と過ごしていた学生時代の記憶を、ここに吐き出してみようと思います。

          自殺した両親は毒親だったのか?

          自死遺族の鬱レベル

          「1年に数記事ずつ、"両親の首つり自殺" について投稿する」というのを繰り返して、もうはや6年経過😮 コメントやメッセージで、同じ(もしくは似た、辛い)体験をされた方や、希死念慮が頭から離れなくて苦しい方などが長きに渡り見守ってくださっているようなのがわかり、 なんだかありがたいなぁって気持ちでおります 年数の経過により、「読者になってくださった方々の、何らかの辛いお気持ちも軽くなっていますように…」と願っています そんな私の【鬱レベル】が本日のテーマなのですが、

          自死遺族の鬱レベル

          親が不穏な死を遂げるということ

          前回の続きでもあるのですが、父親の自死の後、救ってくれた人はまだいました。 数年前から同じ職場にいて、その前も同じスクールに通っていた少し歳上のの女性Kさん。 普段からとっても親切で、仕事も丁寧で、愛情深いお母さんのような方でした。 私が「父が亡くなったので、出勤できません」と職場に電話をかけると、「そんな・・・家族あなただけでしょう?大丈夫?」と心底心配そうな声。 しばらくするとスマホに電話があり、「駅にいるの。何も食べてないだろうから、おにぎりとか豚汁とか買ってき

          親が不穏な死を遂げるということ

          父の自死後に癒やされたこともあった

          これまでは「父の首吊り自殺に伴い辛かったこと」をメインに書いてきましたが、心温まる経験がなかったわけではないんです。 ちなみに、書いてこなかった嫌な事柄の中には、この2点もあったことを事前に追記しておきます。 ①昔から管理費を着服していた管理人(自主管理のマンションなので、住人の老人男性)から、売買成立後しばらくして、 「あなたのお父さんが新しくしていた廊下の窓ガラスを古いバージョンに戻してね。そのために10万円徴収します」 という電話がきた。 売買契約は「現状渡しで

          父の自死後に癒やされたこともあった

          首吊り自殺はそんなに興味深いですか?②

          続編のくせに、前回の投稿から何ヶ月も経過してしまいました 書いてて楽しくなる話でもないので、潜在意識で若干拒否していたのかもしれませんね(˶• ֊ •˶) 母に引き続いての父の首吊りによる自死により、親が亡くなったこともさることながら、周りの【質の悪い人間たち】が浮き彫りになったことと、そういった人たちに相対したことが、人生一番の衝撃となりました 前回の投稿に出てきた人たちも邪というか、気持ちがわるい種族でしたが、嫌なことは続くもので、粗悪な不動産屋まで引き寄せてしまっ

          首吊り自殺はそんなに興味深いですか?②

          首吊り自殺はそんなに興味深いですか?①

          前回の続きで、【父の自死後に群がってきたゲスな者たち4選】をテーマに書いていきますね☆ ①死人にクチナシ!駐車代まけろ爺前回、父の自死を好奇心むき出しで会社までききにくる爺3人衆にふれましたが、この人はそこらへんと仲が良い(のか、ただ世渡り的に上手につきあっているのかは謎)Aさん。 父の亡くなった後、色々負債や事務処理をまとめていたところ、マンションの駐車場を買い取った部分を6階のAさんに貸していたようだったので、支払いについてご連絡をしました。 (弁護士さんと金銭の処理

          首吊り自殺はそんなに興味深いですか?①

          首をつった後の父と群がる変な人ら

          父が救急隊員の方々に死亡診断されたところで、、投稿は数年止まっていました_(._.)_ 記憶を辿るのにエネルギーを使い果たしたからかもしれません しかし、しばらく経って見返してみたら、「昔のわたし」の文章を読み返すのも意義があるなと感じました 書かないと忘れていきますし、記憶の断片を残しておこうと、また筆をとっています🖊 座ったままで首をくくっていた父 心の傷を癒やすためか記憶が曖昧ですが、母のときより、父の顔はひどくありませんでした 舌も体液も出ていなくて、座っていた

          首をつった後の父と群がる変な人ら

          父の自死記事のその後

          読んでくださってたあなたへ お久しぶりです。 何故か父の自死のシーンについて書いたあと、続きを書く気力がふっと消え、こちらも放置になってしまってました。 とは言え、旅行したり遊びまくったりもしている時もあるし、両親の自死について知らない友人たちから見たら、「陽気な楽しそうなヒト」って印象で生きてるように、今は見られてる気がしてます(๑′ᴗ‵๑) なので、ひとまず「自死遺族のわたし」は、今でも人生を送っています事をご報告。 時間が消してくれる傷は必ずあります。 久しぶり

          父の自死記事のその後