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【予想・買い目】フェブラリーS

横綱クラスのレモンポップとウシュバテソーロが海外遠征してしまい、大関~関脇クラスのダート馬が上位2頭への挑戦権を得るかどうかというやや混戦のメンバー構成。
さらに最重要な前哨戦である根岸Sからの上位馬も参戦がなく、馬券的にも狙いどころが難しい様相を呈している。
サウジへの遠征馬が今後も増える可能性があり、フェブラリーSも過渡期を迎えたのかもしれない。

予想と見解

◎ ウィルソンテソーロ
☆ ドゥラエレーデ
☆ オメガギネス
☆ タガノビューティー
☆ キングズソード
☆ レッドルゼル
☆ アルファマム

◎ ウィルソンテソーロ

東京コースやらマイルやら、ケチをつけようと思えばつけられそうな気もするが、それでもレモンポップもウシュバテソーロも不在であれば、その2頭の2着が続いているウィルソンテソーロがそのまま最上位に浮上するのは自然な流れだろう。ここでは確実に馬券内に来るだろうし、頭の可能性も最も高いと考える。
チャンピオンズCは逃げたレモンポップ、2番手ドゥラエレーデ、3-4番手のテーオーケインズが1、2、4着だったところ、この馬は13番手からの追い込みで2着に食い込んだ。続く東京大賞典では脚質一変で逃げの手に。展開の助けがあったかもしれないが、ウシュバテソーロの1/2差2着まで粘ったのはやはり力がある証拠。コースも展開も問わない柔軟性があることを示した。
府中ダートの1600だが、下のクラスとはいえ1勝クラスと2勝クラスで圧勝した舞台で実は負けなし。また、1500mのかきつばた記念でドライスタウトを負かして勝利した実績もあるので距離も問題ないだろう。
最後に松山騎手への乗り替わりだが、こちらの記事で解説したとおり、東京ダート1600、東京ダート、ダート1400~1800の観点で分析してもすべて優秀な成績を残しており、さらに外目の枠が引けたのであれば問題ない。原騎手は残念だったが、一方で松山騎手は必ず結果を残さなければいけない立場となった。デアリングタクトの牝馬3冠をやり遂げた騎手なので、プレッシャーにやられることはないはずだ。

相手には6頭をチョイスした。

☆ ドゥラエレーデ

ドゥラエレーデは最高の相棒ムルザバエフ騎手とこのレースに臨めることになった。それだけでも買いだが、ダートのGIでもウィルソンテソーロに続く3着を繰り返している実力は確か。芝の実績は府中のダート1600で活きそうな気もする。

☆ オメガギネス

オメガギネスは2走前のグリーンチャンネルCの圧勝がインパクト大。そして平安Sでもウィリアムバローズを捕えられなかったものの2着に入り重賞でも通じる事を示した。ただ、この2戦は道悪で、良馬場の場合はより力を発揮できるのか、レパードSで2着程度の実力なのか、進化が問われる。ルメールは芝の中距離以上なら無条件で買いだが、ダートのこの距離はそこまででもない。

☆ タガノビューティー

タガノビューティーはひたすら東京ダートでキャリアを重ねてきて、さあ前走こそいよいよ重賞制覇かと思いきや、どスローペースで何も出来ず大敗。ただ、明らかに展開が敗因に出来るのであれば、ここで人気が落ちるなら紐で狙って面白い。

☆ キングズソード

キングズソードは東京大賞典では末脚活かせず5着に敗れたが、その前のJBCクラシックは目が覚めるような圧勝劇。距離が縮んでどうかだが、スタミナ比べの末脚勝負になれば最後に差し込んでくる可能性はある。

☆ レッドルゼル

レッドルゼルは昨年の2着馬。武蔵野Sからの直行はどうかと思うが、昨年は間隔を開けて好走しただけに、この馬に関しては鉄砲のほうがよいかもしれない。相手も横綱級がいなければ再度の食い込みはある。

☆ アルファマム

最後はアルファマム。タガノビューティーと同じくあのスローでは追い込みは厳しいが、しっかりと上がり1位を出しており、この馬の競馬はしている。距離延長がどうかだが、レイチェルキングはやはり怖い。

買い目

単勝14
複勝14
馬連14-4.5.10.11.13.16


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