murakou
顕微鏡の世界にハマっています。小さい頃、「ミクロの決死圏」という映画がありました。今回、目には見えない世界を、皆さんにお届けする「ミクロの試写会」というマガジンを作ってみました。「大は小を兼ねる」ともいいます。この世はフラクタルでつながっています。そして、小さくても一生懸命生きています。これに励まされますね。
お盆を迎えました。すでに亡くなった母の歳に近づいてきて、なぜか、母親が身近な存在となってきました。ここいらで、その思いを小説にと思い、「上」「中」「下」というシリーズにしてみました。今、流行りの量子力学を応用してみました。
3月というと、花盛り、まずは我が家の近くから3つほど、紹介します。 まずは、カリンから!! 黄金の花粉から上の果実ができるのですね。これはすごいです。 次に、ツバキといきましょう。 これは、上のカリンと似ていましたね。 次にサクラといきましょう。 ちょっと写りが悪いのですが、これまた上2つに似ていますよね。
■とある日、仏壇に手を合わせて、たまたま玊を見て、母親を意識した時、電話がなったのだ。 「ハイ、どなたですか?」 「私、母さんだよ!」 きたーー!、母さんだ! 「あんたが映っているよ! 久しぶりだね。実はね、今、来ているのよ!」 「来ているって、どこによ?」 「家よ、家! 母さんの13回忌だろう!」 「え、見えないよ!」 「見えない世界なんだろうね。でも、あんたの横にいるんだよ! そちらには見えないかもしれないけど、来ているのは本当よ!」 その時、思った。
■ちょうど、亡くなる4時間ほど前だった。医師が控室にいた我々を病室に呼んで言った。 「お母様は、あと数時間の生命です。延命治療をされますか。どうしますか。」 父と私は目を見合わせて、「どうする?」と私が聞いた。 父は悩んでいるようだった。私は言った。 「もうここ1週間、この状態だから、もう逝かせてやろうよ、かわいそうだから。」 「ウン、俺もそう思う。もういいね。見てられないよ。」 「そうだね、じゃ、そうしようか、先生、もう延命治療は不要です。」 「わかりました。
■「もしもし、どなたですか。」 「ヒロシかい、私よ。」 「はい?、誰?」 「母さんよ。」 ハッとした。エッ、母はすでに15年前に他界していた。 私にとって、母は美人で小柄でかわいく、笑みの耐えない女性だった。もちろん、怒る時は凄まじいくらい、しつけられてきたが、その御蔭で普通の生活がおくれている。 同級生にも鼻が高かった。担任も驚いていた。学級懇談会の翌日、「ヒロシの母さん、若いな!」とね。 何しろ、田舎から父の元へと嫁ぎ、成人式の時は私を抱っこしての参加だっ
ミモザって、ご存知ですか。アカシアの仲間だそうです。妻が我が家の猫の額ほどの庭に、苗木を買ってきて植えてくれました。2年目の春を迎えます。キレイに咲いています。早速ですが、そのミクロの世界を見てみましょう。 ね、かわいいですよね。 花言葉は、「優雅」「愛情」だそうですよ。3月8日は国際女性デーだそうで、何と、その花がこのミモザなのですね。 世の中では女性蔑視発言が話題になっているのですが、私の生命も母親あってのこと、蔑視する意味がわからないのですがね。
アマゾンで約1万円で購入しました。 SOLOMARK 単眼実体顕微鏡 LED光源付 立体顕微鏡 40X-640X倍率 学生 子供 初心者学習用 16Xレンズデジタルスマートフォンアダプター付き いけますよ。何しろ、スマホで撮影ができるのです。もちろん、デジカメでもできなくはないのですが、どうしても手ブレがするし、うまく写せません。しかし、これだと、スマホが固定されて、手ブレも一切なしときています。 これは買いですよ!!
今回は、硫黄(イオウ)を見てみましょう。スライドガラスに上記のイオウの粉末を置いてみます。 すると、こんな感じに見えてきますよ。 一面、ざっと見は黄色一色なのですが、小さく見てみると、透明感一杯の鉱物で秘められているのがわかりますよね。何とも不思議な世界ですね。
一見すると、灰色の世界ですが、これは主にたくさん入っている、透明の石英によるものだと思われます。 これを顕微鏡で見ると、果たしてどうなるか、それは宝石の世界でした。 「顕微鏡を覗くと、そこは宝石のかたまりでした!」 黒いのが黒雲母ですね。宮沢賢治の世界へとつながっていきますね。その他、カンラン石、輝石、石英等々が所狭しと並んでいます。 これは、マグマや溶岩が爆発する時、空気に急激に冷やされた結果、ガラス状の火山灰となって降り注ぐというわけです。だから、車のフロ
まるで、動物の血管みたいにしていると思いませんか。これはアブラゼミの羽を見て見たものです。ちょうど、筋の部分ですね。他にも、次のようなものも紹介してみます。 ちょうど、人生、いや蝉生でしょうか、それを終わらせた蝉が道端におちていたもので、顕微鏡で見てみるかと、思い立ったわけです。 せっかくなので、ゴーヤの花も一緒に見てみました。ここに紹介します。 上はおしべで、下は花びらです。いずれも神秘的です!!
原題は「Fantastic voyage」で、邦題は上の通りです。直訳すると、「幻想的な航海」ということになるようです。 子どもの頃、一度テレビで見たことがあるのですが、1966年のアメリカの作品のようです。 内容は、脳内出血?を起こした科学者を、ミクロ化されたチームが血管の内部に入って脳内へと赴き、血栓を破壊して、涙として帰還するというものです。 この血管内の様子が実に、今でも通用するような描き方なのですよね。赤いのは赤血球であり、血管内は透明(血漿)なのだと
気孔というのは、葉が二酸化炭素や酸素を交換する時に使う、穴です。人間でいうと、鼻や口という感じでしょうか。 この撮影を立体、つまり、葉そのものを顕微鏡で覗いてみたわけですね。すると、どうでしょう。こんな写真がとれましたよ。私にとって、一大スクープです。 まるで、映画や舞台でのスポットライトの筋みたいに見えませんか。 通常は、葉をねじって、薄くなった部分をスライドガラスにとって、顕微鏡で観察するので、こんな画像しか見られません。 これはこれで、いい写真だと思う
「ミクロの試写会」というのをつくったのですが、当然、顕微鏡を購入しました。次のようなものです。 アマゾンで10000円前後でした。ポイントは、スマホで撮影ができるということでした。そして、そこまで専門的でなくていいのでというものです。 しかし、通常、こんな高いものはちょっとですね、気が引けますよね。そこで、次のものはどうですか。 これだと、何と、スマホにはさんで撮影が可能なのですよ。値段はというと、1000円以内で買えますよ。以下の雑誌を購入すると、付録としてつい
花びらについた花粉を見てみたら、何と、そこは宇宙でした。つまり、花びらと花粉の見えないミクロの世界は、何と、宇宙を表していました。 論より証拠、早速みてもらいましょう! 上は、アサガオ(青い)の花びらについた花粉を眺めてみたシーンです。青い花びらですが、実は赤い斑点と青い斑点が散りばめられていることがわかりますね。そして、白い花粉、これが、夕方の空に浮かんだお月さまとそっくりだったわけです。下の写真ですね。まさしく、相似形、フラクタルですね。 花びらのみを見てみ
土日の昼食は、近くのマクドナルドに行って、ハンバーガー等々を食べています。昨今では、「ブアツく生きよう」シリーズが開催されていて、第1弾として「アツ!チーダブチ」という商品が新発売されて、早速それを食してきました。何しろ、チーズが熱い、厚いということで、確かにそれを感じてきたことでした。 トレーに、いつもCMのチラシが敷いてあるのですが、ま、これはトレーが洗いやすいようにという配慮でしょうが、無駄なような気もします。それはおいといて、今回のチラシは目をひきました。
リリリーン、「もしもし、どなたですか?」 「お母さんよ。」「ハッ?」 「私よ、元気?」 「お母さんは?」「ウン、何とかやっている!」 こんな会話ができたら面白いだろうなーと思います。すでに他界している母と話せたらと思います。 此岸と彼岸を実際は行き来できませんが、テクノロジーの進展で、通信くらいできるようになるといいのになーと思います。たぶん、次元が違うと思っているので、その次元をクリアできるテクノロジーができるといいのに、と思います。タイムマシンではなくして、時