
誰かに話したくなる小話①「アキレス腱」のアキレスの由来
「アキレウス」ラテン語では「アキレス」。
誰もが一度はこの名前を聞いたことがあるかもしれない。
アキレスと検索すると、アキレスという会社が出たり、ダンボール戦機のアキレスD9が出たりする。
仮面ライダーが好きならば、エックスライダーにも怪人マッハアキレスがいるが、大体の人が「アキレス腱」を思い浮かべると思う。




アキレス腱は聞いたことがあっても、アキレスという言葉の由来を知る人は少ない、だからこそ語りたいと思う。
その由来を説明するには、ギリシャ神話に出てくる英雄「アキレウス」の話をしなければならない。
「アキレウス」は、ホメーロス叙事詩「イーリアス」の主人公で、足が速い。
幼少期に母テティスに不死の体になるために川に投げ込んだ。
不死の体となった。
足の速さ以外にも強かったので、トロイア戦争で50隻の船と共に参加し、
たった一人で形勢を逆転させ、敵の名将を尽く討ち取ったことから、「英雄」と言われるようになった。

「足が速かったから、アキレス腱」と思うかもしれないが違う。
実は、不死の体とは言え、弱点があった。
それがかかと近くの腱だった。(アキレス腱近く)
うまく浸っていなかったと言うべきかもしれない。
戦争に勝利を収める際に、敵からかかと付近を弓で射られてしまい、
致命傷になって、命を落とした。
そこから英雄のアキレウスが致命傷になった場所ってことで、
「アキレス腱」というようになった。

アキレウスの話は、ここで話すと長くなるので、ここまでにしたいと思います。
興味のある人は、アキレウスを検索してみてください。
本日も読んでいただきありがとうございました。
ちなみに、不老不死になるために薬を作ったとされる秦の始皇帝は、
その薬を飲んだ後に亡くなったという。
不老不死の薬はこの世にないし、作ることも難しいだろう。