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「けが」について知識を深める⑦
こんばんは、今回は「生物、植物によるけが」と「頸のけが」について
解説します。
※⑥の続きです。
前回の記事はコチラから
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(セアカゴケグモによるけが)
毒性が強く、噛まれると激痛や体の硬直、腹痛、嘔吐、発熱などの症状が
起こる。
![](https://assets.st-note.com/img/1726491463-Ka9Nr3jCx6ZRpYOmskdAtvMP.jpg)
(手当の仕方)
冷やすと痛みが軽減するので、まず冷やしましょう。
それでも痛みが引かない場合は、医療機関に行きましょう。
『毒草の場合』
(漆によるけが)「うるし」
樹液に触れると皮膚が赤くなり、水膨れやかゆみ、
頭痛などの症状が起こる。
![](https://assets.st-note.com/img/1726492877-q2gyCoudVMTecpl8W3EhLxD7.jpg)
(手当の仕方)
石鹸と水で患部をよく洗います。
ひどい場合は医療機関に行きましょう。
『水中生物の場合』
海の生物と言えば、ニュースなどで耳にする毒クラゲや毒ヘビなどがいますが、今回大きく取り上げるのは、「カツオノエボシ」と「ハブクラゲ」です。
(カツオノエボシによるけが)
触手に強い毒を持つクラゲで、刺されると電気ショックを
受けたような痛みがある。
また、二度目に刺されるとアナフィラキシーを起こし、
死に至ることもある。
死んだものも毒があるため、見つけても絶対に触らないようにする。
![](https://assets.st-note.com/img/1726491510-0bhekHXqitwOPG7jEfoCdBNA.jpg?width=1200)
(手当の仕方)
もし刺された場合、ピンセットや手袋を使って触手を引き抜きます。
その後医療機関に行くように伝えます。
(ハブクラゲによるけが)
刺されるとミミズ腫れや水膨れのほか、重症化すれば血圧低下などのショックも引き起こされる。
また、広範囲に刺されると数分以内に心肺停止になる恐れもある。
![](https://assets.st-note.com/img/1726491526-FZ9wtkAopCvRXu0UMED2hryW.jpg?width=1200)
(手当の仕方)
1.酢をたくさんかける
(酢にはタンパク質を固める働きがあり、それによって触手の細胞が
固められて、それ以上毒針が出なくなる。)
![](https://assets.st-note.com/img/1726491821-rRQDvlzZSHn7xGdBe8YsXhT4.jpg)
2.ピンセットや手袋を使用して触手をとる
3.患部を冷やす
4.医療機関に行く
『その他のけが』
(頸のけが)
![](https://assets.st-note.com/img/1726491931-Q7JSGFMzOvuT8xUofn36tdsh.jpg)
頸部(けいぶ)と言いますが、スポーツや交通事故などで喉に傷を受けると、出血してしまい、呼吸困難や発声困難、血痰などの症状が起こり、危険な状態。
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この状態で一番危険なのは、血管や気管が閉塞(へいそく)してしまうことです。
深く切れてしまった場合、静脈が切れてしまうこともある。
その場合、死に至るような危険な状態になってしまう。
(手当の仕方)
きずを探ったり、異物を取り除こうとせずにガーゼを当てて圧迫します。
注意:頸を締めないようにする。
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安静にして楽な体位をとらせる。
直ちに119番通報を行う。
〈心肺停止状態になった場合は、一次救命を行う。〉
![](https://assets.st-note.com/img/1726492021-j7ulxbY90TXBqroPStwn6eim.jpg)
(最後に)
今回までけがについていろいろと解説してきましたが、
状況に応じて救命、手当の仕方は、変わってくることを知っていただけたかと思います。
次回からは、ウルトラマンのほうに戻ります。
「ウルトラマンコスモス」に関するストーリーをご紹介したいと思います。
本日も読んでいただきありがとうございました。