見出し画像

「けが」について知識を深める⑦

こんばんは、今回は「生物、植物によるけが」と「頸のけが」について
解説します。

※⑥の続きです。
 前回の記事はコチラから
     ☟

セアカゴケグモによるけが
毒性が強く、噛まれると激痛体の硬直腹痛嘔吐発熱などの症状が
起こる。

手当の仕方
冷やすと痛みが軽減するので、まず冷やしましょう。
それでも痛みが引かない場合は、医療機関に行きましょう。

毒草の場合』
漆によるけが)「うるし」
樹液に触れると皮膚が赤くなり、水膨れやかゆみ、
                   頭痛などの症状が起こる。

手当の仕方
石鹸と水で患部をよく洗います。
ひどい場合は医療機関に行きましょう。

水中生物の場合』
海の生物と言えば、ニュースなどで耳にする毒クラゲや毒ヘビなどがいますが、今回大きく取り上げるのは、「カツオノエボシ」と「ハブクラゲ」です。

カツオノエボシによるけが
触手に強い毒を持つクラゲで、刺されると電気ショックを
                   受けたような痛みがある。
また、二度目に刺されるとアナフィラキシーを起こし、
                    死に至ることもある

死んだものも毒があるため、見つけても絶対に触らないようにする。

手当の仕方
もし刺された場合、ピンセットや手袋を使って触手を引き抜きます。
その後医療機関に行くように伝えます。

ハブクラゲによるけが
刺されるとミミズ腫れや水膨れのほか、重症化すれば血圧低下などのショックも引き起こされる。
また、広範囲に刺されると数分以内に心肺停止になる恐れもある。

2023年に女児が刺され一時意識不明となるニュースがあった。

手当の仕方
1.をたくさんかける
(酢にはタンパク質を固める働きがあり、それによって触手の細胞が
 固められて、それ以上毒針が出なくなる。)

2.ピンセットや手袋を使用して触手をとる

3.患部を冷やす

4.医療機関に行く

その他のけが』
頸のけが

頸部(けいぶ)と言いますが、スポーツや交通事故などで喉に傷を受けると、出血してしまい、呼吸困難発声困難血痰などの症状が起こり、危険な状態。
                ☟
この状態で一番危険なのは、血管気管閉塞(へいそく)してしまうことです。

深く切れてしまった場合、静脈が切れてしまうこともある。
その場合、死に至るような危険な状態になってしまう。

手当の仕方
きずを探ったり、異物を取り除こうとせずにガーゼを当てて圧迫します
注意:頸を締めないようにする。
             ☟
安静にして楽な体位をとらせる。
直ちに119番通報を行う。
〈心肺停止状態になった場合は、一次救命を行う。〉

直接圧迫止血法

最後に
今回までけがについていろいろと解説してきましたが、
状況に応じて救命、手当の仕方は、変わってくることを知っていただけたかと思います。

次回からは、ウルトラマンのほうに戻ります。
ウルトラマンコスモス」に関するストーリーをご紹介したいと思います。

本日も読んでいただきありがとうございました。




いいなと思ったら応援しよう!