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「けが」について知識を深める②

こんにちは、今回も引き続き「けが」について深掘りしていきたいと
思います。

骨折
交通事故、転落事故、スポーツ事故など体を強く打ち付けると
骨が折れるひびを含む)ことがあります。
また、【高齢者は骨がもろいため、少しの力でも折れることがあります。】

骨折の種類
非開放骨折:骨折部の皮膚に傷がない、骨折部が体の表面の傷と
      繋がっていない状態

開放骨折:骨折した骨が皮膚を突き破っている状態であり、
     「複雑骨折」とも言う。 
 ※細菌感染が起こる場合がある。

手当のしかた
1.全身の観察
 骨折部は、1箇所だけとは限らないので、全身をよく観察する必要が
 ある。
 【調べる時に動かしたり、歩かせたりしてはいけない

骨折の症状には、腫れ、変形、皮膚の変色、触った時の激痛がある。

※事故直後は、痛みを訴えないことがある。

2.傷病者に聞く
 聞くものは
どこをどのように打ったのか
骨折音はしたか(ボキっという音がしたのか)
・痛みのある部位(どこが痛いか
患部を動かすことができるか

骨が折れていた場合は、折れたまま固定し、救急車を要請する。

若木骨折って何?
子どもにだけ見られる骨折で、完全に折れるわけでなく亀裂が入って、
折れ曲がっている状態。
この状態になった場合は、直ちに病院に行く必要がある。

胸のけが
交通事故、圧迫、転落事故などで起こりやすいけが。
胸壁(肺の近くにある胸腔と筋肉の間にある)だけの傷と、
胸腔に達した傷があります。

血痰(けったん)、呼吸困難呼吸時の激痛などがあれば、
臓器損傷の疑いがあります。
また、ショックが起こることもある。

手当のしかた
1.安静にして、呼吸が楽な体位をとらせる
2.外傷がある場合、軽く保護ガーゼを当てる
3.直ちに119番通報を行う

最後に
次回も「けが」について深掘りしたいと思います。

本日も読んでいただきありがとうございました。



     

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