![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/151241063/rectangle_large_type_2_5e69dac1fadd202a5dad03aca764d209.jpeg?width=1200)
「けが」について知識を深める②
こんにちは、今回も引き続き「けが」について深掘りしていきたいと
思います。
(骨折)
交通事故、転落事故、スポーツ事故など体を強く打ち付けると
骨が折れる(ひびを含む)ことがあります。
また、【高齢者は骨がもろいため、少しの力でも折れることがあります。】
![](https://assets.st-note.com/img/1724040024895-fO8uTwB9xW.jpg)
(骨折の種類)
非開放骨折:骨折部の皮膚に傷がない、骨折部が体の表面の傷と
繋がっていない状態
開放骨折:骨折した骨が皮膚を突き破っている状態であり、
「複雑骨折」とも言う。
※細菌感染が起こる場合がある。
(手当のしかた)
1.全身の観察
骨折部は、1箇所だけとは限らないので、全身をよく観察する必要が
ある。
【調べる時に動かしたり、歩かせたりしてはいけない】
骨折の症状には、腫れ、変形、皮膚の変色、触った時の激痛がある。
※事故直後は、痛みを訴えないことがある。
2.傷病者に聞く
聞くものは
・どこをどのように打ったのか
・骨折音はしたか(ボキっという音がしたのか)
・痛みのある部位(どこが痛いか)
・患部を動かすことができるか
骨が折れていた場合は、折れたまま固定し、救急車を要請する。
(若木骨折って何?)
子どもにだけ見られる骨折で、完全に折れるわけでなく亀裂が入って、
折れ曲がっている状態。
この状態になった場合は、直ちに病院に行く必要がある。
![](https://assets.st-note.com/img/1724039952604-pQBnHNx9nF.jpg)
(胸のけが)
交通事故、圧迫、転落事故などで起こりやすいけが。
胸壁(肺の近くにある胸腔と筋肉の間にある)だけの傷と、
胸腔に達した傷があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1724039879387-aQZwg4ZbAB.png?width=1200)
咳や血痰(けったん)、呼吸困難、呼吸時の激痛などがあれば、
臓器損傷の疑いがあります。
また、ショックが起こることもある。
(手当のしかた)
1.安静にして、呼吸が楽な体位をとらせる
2.外傷がある場合、軽く保護ガーゼを当てる
3.直ちに119番通報を行う
(最後に)
次回も「けが」について深掘りしたいと思います。
本日も読んでいただきありがとうございました。