見出し画像

連載『地方の兆し』#6「未来のワイン名産地?」

こんにちは! 青森県出身・あかひらです!
今回紹介する兆しは、「未来のワイン名産地?」です。

5月22日掲載の東奥日報の記事から見つけました。
今回の見出しは、「青森クラフトワイン始動 県産農産物使用の新ブランド」。

以下、リードの一部です。
むつ市川内町の「サンマモルワイナリー」(北村良久社長)は、県産農産物を使った新ブランド「青森クラフトワイン」を始動させた。第1弾として、鶴田町と田舎館村産スチューベンを使ったワインに、昨年8月収穫の南部町産アンズ「八助」約700キロを漬け込んだ「青森クラフトワイン 八助あんず」を開発した。今年3月から販売中で、次回製造分は9月5日に販売を始める予定。


 地元の地方紙をもとに記事を書くとなり、久しぶりに「東奥日報」に目を通しました。津軽地方の平川市にある私の家では、ずっと「東奥日報」を購読していました。子供の頃からテレビっ子だった私は、テレビ欄に真っ先に目を通しています。
 当時大好きだったジャニーズグループ・嵐の出演番組をくまなくチェックし、ほかの記事には目も触れませんでした。しかし、大学生になり20歳を過ぎた今では、地元の記事のなかでも特に「お酒」に関する記事が目に入ってきました。
 まず、青森に、ワインのイメージをもつひとは、なかなかいないでしょう。しかし、このワインに使用される「スチューベン」という品種のぶどうは、青森県が全国生産量1位。ニューヨーク発祥の糖度の高い食用の黒ぶどうで、青森生まれのワインのほとんどが、この葡萄を醸造して作られます。また、同時に青森県は全国有数のあんずの生産地でもあります。特に県南地域の南部町で栽培される「八助(はちすけ)」というあんずは、古くから「八助梅」とう名前でも親しまれているそうです。ちなみに、あんずなのに「梅」と呼ばれる理由は、その特徴にあります。一般的なあんずは甘味が少なく酸味が強いのに対し、「八助」は甘みも酸味ともに多いです。その食味と食感が梅干しの加工に適しており、昔から梅干しに用いられていたといいます。
 一方で、クラフトワイン「八助あんず」の地名度は、まだまだ低いままです。私の両親はお酒好きなほうで、お盆やクリスマスなどの行事の際には、必ずと言っていいほどワインを買っています。しかし、いつも買うのはチリ産や小樽産の安価なワイン。地元産ワインは「いつでも買えるだろう」と、逆に手が伸びないらしいです。まずは、地元の人々の認知度を上げることが、地元発のクラフトワイン定着の第一歩なのではないでしょうか。
さっそくだが、私もオンラインショップにてポチっとした。次の記事などで、ぜひ味の感想も書けたらと思っています。今後、新たなワイン生産地として、青森が全国的に知られる日が来るかもしれません!

◎記事全文


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?