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閲覧注意
自分の作品を「推す」のはどうも難しいなと思う。
お試しに、と渡すのも結構勇気が要る。
「瞑想をするようになってから色々と余計なものを欲しなくなった。書いた人の人間性が書いたものに現れるよね。私はこれは身体が受け付けない。」
と目次のページをチラ見してすぐに言われたこともある。
試食販売や試飲販売よりも反応が怖すぎて
推すのが恐ろしくなる。人間性の問題はどうしようもない。
そう思うと本屋や他人の書評が「推して」くれることは
どれだけ「本」と「作者」を支えてくれていることだろう。そう思う。
自分で作品を売るということは、風も無風も全てその日のものを自分で受けるということなので、今日はお日様みたいな方々に温めてもらえて
わたしの推し農家さんの商品も買っていただけたので
お土産にしいたけ入りのソーセージが入ったホットドッグを買って
良い出会いがあって良かったなあ、と笑顔で帰って来られた。
認知症介護のお話、農業のお話、が出来たことが単純に嬉しい。
今週はもう一回、別な場所で販売します。
私の作品はどろどろした人間の感情をむき出しに、
ちっとも言霊とか意識していなくて、がさつでえげつなくて
どうしようもない人間の中に何か光を見たい、そんなことを思いながら書いているので閲覧注意ですって推せば良いのだろうか。
やっぱり難しいな。