地球温暖化の証
今日の夕方、買い物をするため玄関を出るとクマゼミが転がっていた。
子供のころには中部地方ではこの季節にはアブラゼミしか見なかった。そしてクマゼミは九州地方に生息していたと承知している。
近年ではここ、三重県でもクマゼミを頻繁に見かける。先日もマンションのロビー脇の植え込みで見かけたのもクマゼミだった。生態系が北上していると言って差し支えないのでしょうね。
このような事は他の昆虫にも言える筈であって、マラリア蚊等の害虫の北上を考えなければならないでしょう。これは私たちがこれから日本で暮らす人達へ残した負担になる事であって国の借金だけの話では無いのですね。
この期に及んでも地球温暖化は虚構だという他国の大統領、石炭で経済の拡大を推進する隣国の国家主席だけのせいではなく既に温暖化抑制に取り組んでいる国々も手を携えて取り組まなければならない重い課題であることに変わりないでしょう。
既に温暖化は嘗ての予想よりも早く進んでいると言われています。近年の豪雨災害の頻発はこれからの日本の大きな負担になり、それはこれからもずっと続くことです。科学的な事実は再現性高く起きるのです。
二酸化炭素の排出量を減らしても既に排出された分が減るわけではありません。増加の速度が減るというだけのことです。森林が伐採され二酸化炭素吸収能力は低下し、海水に吸収できる二酸化炭素は既にサンゴなどの海洋生物に悪影響を与え始めているのです。科学的な事実はその方向に動くのです。
私たちの将来の家族のために元米国副大統領の著した ”An inconvenient truth" に今一度、目を向けていただけないでしょうか。
https://www.amazon.co.jp/Inconvenient-Truth-Crisis-Global-Warming/dp/0670062723
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