人間を面白いものに変えてくれる『銀座』に、私は惹かれてしまう。
銀座のカフェにきた。
道に歩く人が見える、大きなガラス窓で解放的なカウンター席に座る。
お洒落な街にいると、通り過ぎる人々を見て、「この人って、どんな人なんだろう」と想像してしまう。
「どんな仕事してる人なのかな」とか、「どんな気持ちで歩いてるのかな」とか。
正解か不正解かなんて分からないのに、
妄想するのがなんだか面白くて、頭の中で一人遊ぶ。
「銀座」という街が、こんなにも妄想を面白くさせるのって、なんなんだろうか。
もし私の地元の富山だったら、
きっと、こんな風に楽しめなかったと思う。
ブランドが作り出す世界があって、
その中に生きる人々のイメージも、その世界と同化するように作られていく。
歩くだけで人々を興味深い存在へと変えてしまう『銀座』の街に、私は何度来ても惹かれてしまう。
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