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切られる恐怖と切る快感

切られる恐怖は対人関係のこと。



私ものすごく他人に依存しちゃうの

友達と喋るのは楽しいのにほかのこと喋ってると嫉妬して自分のことを呪ってる

脳が嫌われてるって処理して喋れなくなる

私はその子の何物でもないんだけどね。

依存しちゃうし友達なのに愛が重いからいつ切られるかそわそわしてる

顔も良くないしスタイルも性格も良くない自分が一生友達に恵まれるなんてことはなかったみたい

小学生の頃は幸せだったんだけどね

切られないように友達とくっつかないようにしたり喋らないようにしたけど結局無理だった

家庭があんまり円満とはいえなかったからこその反動っていうのはわかってる

でもなにか理由が欲しくて、言い訳がしたくて家庭のせいにしてるのも多分事実

直そうと思ってすぐ治るものじゃないしかと言って簡単に切れるような浅い関係を気づいてる訳でもないの




だから私は太ももに赤い花を咲かせてる

あの瞬間だけはあの傷だけは私を肯定してくれるから

生きていたいって思わせてくれるから

本当は夏が終わると共にサヨナラするつもりだったし最近まで1回も切ってなかった気がする

でも不安に思うことなんて1個もなかったはずなのに、辛いことも耐えられる範囲に抑えられたと思ったのに気づいたら切れてた

久しぶりだし私は痛みに弱いから切ってる時も痛かった



でも手が止まらなくて歯を食いしばりながら4本線をつけた

太ももだから血が全然出ないし歯食いしばってるってことは本当はやりたくないのかもね

でも私はあの傷と一生サヨナラすることは出来なさそう

友達だっていついなくなるか分からないしちょっと押されたら落ちちゃうような吊り橋を渡ることが思春期であり人生だと思ってる

ちょっと押されたらすぐ落ちちゃうしでもその橋は終わりが見えないしかと思えば気づいたらコンクリートの安全な地面だったり

感情によって様々だけどひっしこいてもがいてると気づいたら空が快晴だったりするんだろうな

私はこれからもいつかの空が快晴になる日を思って生きたいな



切られる恐怖と切る快感

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