幸福な時間「なだ万」体験記(其の参)
つらつらと放漫に飲み食いし続ける母子であった
「こんな贅沢な時間を持ってしまって、これからどうやって生きていこう」と苦悩しながらも、芋焼酎のロックを注文する息子。
そして「ここまで来たらこれしかない」と、自分でも解析不能な理論により鰭酒を注文する母。
宴は続く
焼物
銀鱈西京からすみ焼
鮟肝と河豚皮柚香和え
梅花大根 ぶどう豆松葉
こんな風にお出ましになり
上の大きな葉っぱを外すとこんな感じ
銀鱈は思っていたよりも身がしっかりしていました。小さいようですが厚みがあり、香りも良く美味しい。そう美味しいのだ!
鮟鱇の肝和えも柚の香がほどよくたち、河豚皮の食感も。。。。ああ、幸せ
叔母の介護関係で出かけてきたとき、こうして息子たちとの夕食会が恒例行事となっってしまった。
いつもいつもこんな贅沢な夕食会をしているわけでは無く、ラーメン屋さんやカレー屋さんのこともあるけれど、なるべくゆっくりと座って食事ができるお店にしている。
食事
海老芋釜炊き御飯
じゃこ有馬煮 うす揚げ 青味
香の物 味噌椀
小説やエッセイなどの活字だけで知っていた海老芋、あの憧れの食材「海老芋」を目の前にし感じ入るのであった。
ほくほくと美味しゅうございました
味噌椀の具は茸で、なめこではなくシメジかしら。
もちろんお供の香の物もじゃこの有馬煮もとても美味しい、本当に幸せな時間。
デザート
六種類の中から選ぶのですが
息子は
光黒豆味噌のブリュレ バニラアイス添え
私は
抹茶のアイス最中 小豆 白玉
ごちそうさまでした
偶のご褒美もよいのでは
介護は長期戦で、体力よりも精神力が抉られてしまう。
介護以外でもそう、生きているだけで疲れることもある。
美味しいお酒と料理をいただき、リセットすることも大切なのでは、そうおもうのだ。
別に高級料理店でなくとも、サンドウィッチとワインでも十分幸せになれる。
アルコールがなくとも良い
日帰り温泉やスパも素敵だ
美術館巡りやコンサートもお洒落
現実から少しだけ離れ、一息つけることが大切なのだな。
きっとそうなのだよね
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