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駅そばから広がる釜石ラーメン

先日、東京から釜石に戻ってくるときに、
駅そばのハシゴをした。

新花巻駅で新幹線を降り、
新花巻駅にリニューアルオープンした駅そばで、
月見そばを食べた。

新花巻駅でも美味しいものが食べられるようになった……

そして釜石線に乗り換え、
釜石駅にあるいつもいく駅そばで、
かけそばを食べた。

月見そばを食べてから90分しかたってなかったので、
かけそばはおつゆを少なくしてもらった。

つゆ少なめ

2店とも釜石のそば屋「川㐂(かわき)家」が経営している。

2020年8月、移住して2週間後にある朝活に招かれ、
ショートスピーチをした。
リーダーシップの話をしたのか、離婚の話をしたのか忘れたけど、
朝活に来ていた川㐂家のカイチョー(川端實)さんが気に入ってくれて、
朝活のあとの食事(お弁当)でわたしに声をかけてくれた。

それがなんかうれしくて、
その日のお昼にバスに乗って川㐂家にいき、おそばを食べた。
そしたらカイチョーさんがわざわざお店に出て来てくれて、
川㐂家の歴史とかいろんなことを教えてくれた。

それ以来、カイチョーさんには良くしていただいている。

しばらくして、閉店していた釜石駅の駅そばが川㐂家の運営で再開するというので、
オープンのときに花を贈って、そばを食べに行った。
そばは、ハシでつまんで持ち上げると、ブチブチ切れて食べにくかった。

カイチョーは「川喜ノ麺」というブランドでそばやうどんや中華麺を地元はもちろん、都会のちょっと高級なスーパーに卸していて、それがすごく評判がいい。
川㐂家も地元の有名そば屋として人気がある。
その川喜をしてこの駅そばか、
という風の声もあったりもしたが、
研究熱心なカイチョーは立ち食いそば用のそばに改良に改良を重ね、
ついに10秒ぐらいで茹で上がるコシもあって美味い生そばを開発した。

コロナの影響もあって、鉄道の乗客数はがたんと落ちたが、
釜石駅の駅そばにはそばやうどんやラーメンを食べに来る人たちがどんどん増えていった。

その実績が認められて、
新花巻駅の駅そばの営業権を譲り受け、
北上駅の駅そばも、
水沢江刺駅の駅そばも、
川喜の駅そばになった(水沢江刺駅は5月ごろの予定)。

そんなこともあって、
新花巻駅の駅そばオープンの日にちょうど東京から戻ってくるから、
その日に新花巻駅そば、続いて釜石駅そばをハシゴした、
ということになった。

新花巻駅の駅そばがリニューアルオープン

川喜の駅そばは実は、ラーメンが美味しい。
細めんで黄金色のスープの釜石ラーメンだ。
釜石ラーメンが新花巻、北上、水沢江刺を起点に広がっていくのも楽しみだ。


カイチョー(右)と次男のつとむシャチョー(左)