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がんばった先に夢中になれるものがあったら

自己開示が苦手で(でも別にそんなの得意にならなくてもいいのに)、
ゼミ生ニッシーは、マイプロジェクトプレゼンの途中から、
「どんな質問にも答えます!」
と、自分をさらけ出した。
がんばって、一生懸命にプライベートなことまで答えていた。

今年最後の大隈塾ゼミ。
2番めのプレゼンターは、ジゴロー。
小さいときから柔道をやってて、
高校のときは大会で「ベスト46」にもなった、と。
何人参加していたのか聞くと、案の定「46人」。

ホントなら1年間大隈塾講義を受けて、春学期からゼミ、
という流れが好ましいのに、
ジゴローは講義を受けず、秋学期からゼミに来た最弱パターン。
ほかのゼミ生は大隈塾の空気に馴染んでいるのに、
なかなか追いついていかない。
だけど、「大隈塾ゼミって、お腹がすくよな」
というゼミ生の言葉にハッとした。

ゼミ生はじっとしてなく、何らかでどこかしらで動いている。
バイトとかサークルとかインターンなどは当たり前で、
地域留学したり、地域留学で知り合った人のところに1週間ぐらいいたり、
人とのつながりで、フットワーク軽く動いては学んでいる。
知的に飢えているし、人恋しさがつのっているし、
実際に動くから空腹感がはんぱなくなる。

自分もなんか、がんばんなきゃ、と、いい意味で焦ってくる。

コーセーは「不可能を可能にするプロジェクト」をやってきた。
偏差値的に低い付属中学校からそのまま偏差値的に低い高校へエスカレーターで行き、がんばって早稲田に合格した。
2回振られた女子を2年かけて彼女にできた。
コーセーは、
・正しい努力
・反骨精神
・諦めない
ことをこれまでで自力で学んだ。

「がんばらないでいいんだよ」的な風潮には共感するが、
がんばることを否定したり、
がんばることを笑ったりすることには抵抗する。
がんばれば報われる世の中にしていきたい。
「がんばれない環境にいる人だっている」
のがわかっているんだったら、そんな環境をぶち壊す。

がんばった先に、夢中になれるようになってきたら、
それはぜったいに報われるだろう。

HARD WORK PAYS OFF!