パン屋さんのおやじさんとの奇跡的な再会
街を歩いてポスティングをしていると、
「ここにいたんですか!?」的な出会いをすることがある。
昨日は、とっつーといっしょにポスティング。
場所は片岸町というところで、
トンネルひとつ超えると、となり町の大槌になる。
住宅地にぽつんと一軒パン屋さんがあって、
今日は休みなのか、ドアが閉まってた。
けど、店の横には移動店舗のクルマが停めてあって、
たぶんそのこのご主人らしき人が、いろんな種類のパンやサンドイッチをショーケースに積み込んでいた。
おやじさんと二言三言のお話をして、
盛り上がってパンを買って
クルマにもどってとっつーにその話をしたら、
「あんでるせん!!!!!! なつかしい!」
とそっちに向かって走っていった。
聞けば、とっつーが震災直後に新卒で東京の企業に入社してすぐにボランティア休暇をもらい、
ボランティア活動の引受先が鵜住居のNPOで、
そこで働いているときに毎日買いに行ったパン屋が「あんでるせん」だと。
とっつーと「あんでるせん」のおやじさん、
お互いになつかしそうに話している様子がとてもよかった。
街を歩いていると、奇跡的な再会をすることがある。
ゆっくり動いているから、見えてくるものもある。
マイクをもってしゃべるのも大事だけど、
歩いて街を回ってみるのも大事なことだと思った。
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