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みんなで育てる「みん営」の学童

みん営の学童が富山にある。

民営じゃなくて、「みん営」。
みんなで子育てするから、みん営。

富山県舟橋村は、日本一小さな村。
そこにみん営の学童保育施設ができたのは、2022年7月。

名前は「Fork Toyama (フォークトヤマ)」。
保育料はゼロ。

企業や個人から会費をいただき、
企業にはPRや広報のサポートを、
個人にはコワーキングスペースなどの利用ができる。
それで、Fork Toyamaの運営費700~800万円をまかなっている。

小学生は、1年間で1000時間の「放課後」を過ごす。
その1000時間をどう過ごすかが、その子の将来を左右する。
Fork Toyamaの岡山史興さんは、
「放課後格差」
があるという。

学童があるか、ないか、の地域格差。
ICTが使えたり英語を教えている、機会格差。
充実した施設かどうか、経済格差。

これら、子どもたち本人にはどうしようもない原因で、
「放課後格差」が生まれてしまう。

だから、「みんなで育てよう」。
初年度14人の学童は、
3年目の今年度には54人になった。

小さなコミュニティだからこそできること、
人口が少なくても幸せになれることはある。