大隈塾ゼミ2019最終回

対話は寛容さを育てる

「変革は、対話と協働、そのための場が必要」
ふたば未来学園の丹野純一校長の言葉。

対話は、寛容さを育てる。
大隈塾も対話を大事にしている。

大隈塾では、対話と議論を分けて考える。
議論は、AかBか、どちらかを選ぶために話し合う。
対話は、AもBも、どちらも認め会う。
だから、対話は相手の発言を否定しない。
相手の意見も正しいだろう。
自分の意見も正しいと思っている。
どっちかひとつを決めることはない。
互いに譲り合って、
納得できる部分を残せばいい。

対話は、自分の選択肢を広げる。
選択肢を広げれば、可能性も広がる。
AがBを否定すれば、AはAでしかない。
AがBを否定しなければ、AはBも併せ持って、
たとえば判断しなければならないとき、
AもBも選択肢になる。
Aだけだと、選べる道はAしかない。

ひとりで考えることも必要だが、ひとと考えることも必要。
ひとりで行動することも大切だが、ひとと行動することも大切。
であるならば、相手のことを認める寛容さが重要。

対話と協働を生むためには、
その場が安心できて安全でなければならない。
大隈塾はそこを目指している。

安心を感じてもらうために、
拍手を多用する。

拍手は、ありがとうの意味。
そして、すごいね、いいねの意味もある。
感謝とリスペクト。

対話も協働も、その場も用意した。
あとは、対話のための対話にならないように、
対話で満足しないようにしないといけない。

対話と協働の目的は、変革である。

自分を変革し、地域を変革し、社会を変革する。

大隈塾のことを書いていたら、
ふたば未来学園の教育目標につながった。