街の本屋さんと居酒屋で
昨日は地元の桑畑書店のクワハタさんと呑んだ。
桑畑書店は釜石市の街なかにあって、
ショッピングモールにある書店以外では、
もしかすると釜石でただ一軒だけ営業している路面の書店かもしれない。
年中無休で元旦も休まない、
毎日19時まで店を開けている。
昨日は18時30分に閉めて、
いってみれば30分だけ「臨時休業」して、
歩いて15分、駅前にある居酒屋「とんぼ」に。
クワハタさんととんぼのママとはむかしっからの付き合いで、
クワハタさんは19時に書店を閉めて、
お風呂入ってご飯食べてから、
近くののんべえ横丁にあったとんぼにいって、
大ジョッキの生ビールとちょこっとしたおつまみで一杯やって、
そう遅くならないうちに家に帰ってた。
書店が年中無休、とんぼで晩酌のルーティンも毎日毎晩。
昨日はクワハタさんのほかに親友はまちゃんもいて、
はまちゃんが震災前ののんべえ横丁の写真をスマホに持ってて、
その写真を拡大してハーモニカ状に並んでいるお店の看板を読みながら、
これはどういう特徴のお店、あれはこんな感じのお店、
ここのお店はどこに移った、あのお店はもうなくなった、
とかを、とんぼのママとクワハタさんが、
あれからもう12年も経つのに、昨日のことのように話をしていた。
わたしは釜石に引っ越してきてから、
Amazonで本は買わなくなった。
読みたい本があったら、
Amazonで検索してスクショして、
クワハタさんにメッセンジャーで送って注文。
クワハタさんからいつごろ入荷の予定のお知らせ、
入荷したからいつでもどうぞのメッセージ、
そんなやりとりをして、桑畑書店に買いに行く。
それはそれでいいんだけど、
はたと気がついた。
注文して買ってはいるけど、
桑畑書店に並べられている本を買ったことがない。
桑畑書店には、ベストセラーがちょこっと。
一番目につくところには、釜石や岩手出身の作家の本、
釜石や岩手について書かれた本、
そして、震災関係の本が並んでいる。
毎週桑畑書店のベストセラーが5冊ほど、
Twitterで流れてくるが、
何冊売れてナンバー1かは書かれていない。
つぎ桑畑書店に行ったら、
クワハタさんがキュレーションした本を買ってみよう。