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クリスマスプレゼントに! さすが!

もう忘れていたころだった。
大谷翔平のグローブ。
日本のすべての小学校に3こずつ、のやつ。
一昨日、母校の岩手県姉体小学校に届いた。

大谷翔平からのメッセージ。

このグローブが、わたしたちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。
このグローブを学校でお互いに共有し、野球を楽しんでもらうために、

そして、

野球しようぜ。

がすばらしい。
「◯◯しようぜ。」が流行るかも。

このグローブが、いまの日本中の小学生たちの共通言語になる。
「あの大谷翔平のグローブ、どうした?」

そのあと高校生になって、大学生になって、
おとなになって働き始めて、
誰かといっしょに家庭をつくって、
子どもが生まれて、
中年になって、齢を取って、
「あの大谷翔平のグローブ、どうした?」

わたしの学校ではみんなで使った、
わたしの学校では6年生だけが使えた、
わたしの学校では1年生だけが使えた、
わたしの学校では女子だけが使えた、
わたしの学校では校長室に飾られた、
わたしの学校では……
わたしの学校では……
もうなくなってしまったわたしの学校のグローブ、どうなったんだろうか……。

大谷翔平のグローブの話題で、
同じ世代の誰とでも仲良くなるきっかけになる。

都会の大きな小学校でも、地方の小さな小学校でも、
右利き用のが2つ、左利き用のが1つ、
大谷翔平のグローブがある。

野球が好きな子にもそうでもない子にも、
夢と勇気のクリスマスプレゼント。

(写真は岩手日報から)