ひとり親世帯の50%がお米を買えない
お米が買えないひとり親世帯が50%を超えた、
と、
ラジオで聞こえてきたので、「え?!」と思って調べてみた。
「長期化するコロナ禍におけるひとり親世帯の就労・生活調査(2021年12月版)」
によると、
・2021年11月に仕事をしていた人 83.9%
・そのうち、非正規雇用は68.6%
・収入は12万5000円未満が41.3%
・コロナ禍が仕事に影響しているか?
「大いに影響があった」42.0%
「ある程度影響があった」37.7%
・影響の内容は?
「収入の減少」69.8%
「勤務日数・労働時間の減少」60.9%
となっていた。
また、経済的な理由で、
・肉や魚が買えないことがあった 71.2%
(よくあった 24.8%、ときどきあった 46.4%)
・野菜が買えないことがあった 64.3%
(よくあった 20.4%、ときどきあった46.4%)
・米など主食が買えないことがあった 49.2%
(よくあった 14.0%、ときどきあった 35.2%)
米を買えないひとり親世帯(ほぼシングルマザー)は、
50%を超えてはいないが、
ほぼ50%が米を買えないという経験があった。
働いている人が8割以上なのに、
2人に1人が米を買えない。
そのおかあさんの子どもたちが、
お米のご飯もパンのご飯も食べられていない。
これは、日本は国家の体をなしていないという意味ではないのか。