「早く行きたいならひとりでいけ。遠くへ行きたいならみんなでいけ」
昨日、釜石市の立候補者事前説明会にいってきた。
はまちゃんのクルマに乗って、
平田(へいた)という町にある岩手大学釜石キャンパスに。
到着したら、駐車場にはたくさんのクルマが停めてあった。
ちょっと驚いた。
前回の市議会議員選挙は無投票だった。
定数18で、ちょうどの数だけ届け出をしたため、
選挙は行われなかった。
これじゃいかん!
と、みなさん思ったのか、
現職と新人合わせて28組(陣営、といっていた)が説明会に参加。
説明会での人数が選挙があるかないかの参考になると聞いていたので、
これはもう、選挙になるに違いない。
わたしにとって、自分の選挙は2回目。
最初の選挙は2011年4月、目黒区議会議員選挙だった。
落選した。
当時民主党政権で、カミさんは内閣府の大臣だった。
そんなことで、落ちることはないだろうと思ってたが、
油断があって、落選した。
自信があって、誰にも頼らなかった。
誰にも相談せずに立候補して、
ひとりでやっていけると思って、
ひとりで朝と夕方に駅頭に立ち、
ひとりでネットをつかって空中戦をしていた。
政治の師匠仙谷由人さんからは、
「勝手に出て勝手に落ちた」
と諭された。
今回は違う。
仲間がいる。
釜石の仲間と、東京の仲間。
わたしより年上の人もいれば、
わたしより年下の人もいる。
政策は、自分で原案をつくって、
釜石の仲間たちにフィードバックをもらいながら、
アップデートを重ねてきた。
そうしてできあがった政策を読んで、
「うれしい」といわれた。
「同意しかない」といわれた。
わたしの政策は、わたし一人の意見じゃないから、
釜石で生活して仕事をしている人たちの意見だから、
共感するし共鳴するんだろう。
前回わたしは失敗した。
しかしわたしに投じてくれた892人の期待が、
ネセサリーロスになるように、
勝つために必要な負け、になるように。
アフリカのことわざでこういうのがある。
「早く行きたいならひとりでいけ。遠くへ行きたいならみんなでいけ」
仲間といっしょに未来と希望のまちづくりを。
スローガンは、
ONE KAMAISHI 3万人でひとつのまちに。