![改善会議](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/12161718/rectangle_large_type_2_f91e8db097b1b6489e740e9ad9c3902b.jpeg?width=1200)
嬉しかったこと、もうひとつ。
大隈塾では、改善会議という全体ミーティングをやる。
大隈塾をもっとよくしていこう、という意図。
ここがあまりよくないよね、という改善点を出し合う、
じゃあどうすればいい? と尋ねる。
こうしたらどう? 提案する。
こうしてもいいかも、別の人が提案する。
いろいろと、改善策まで出していく。
一部の人たちだけがしゃべって、
残りの大多数の学生は、沈黙する。
沈黙学生に、意見を聞いてみる。
「あ、同じです」
あるいは、とうとうと意見を開陳し始め、
「で、どうすればいいの?」
と質問すると、
「いや、感想をいっただけだから」
クレイマー。
というふうにならにように、
まず、100人の受講生を4人グループに分ける。
4月から始まった大隈塾、
ここはすごくよかったね、はgoodフィードバックとして、
ここは変えたほうがいいかも、はbetterフィードバック。
good or bad じゃなくて、
good and better
badな気持ちにならない、ポジティブにとらえるように。
だから、改善点のほうが比較級上位にくるようにしている。
4人グループで出し合ったgood and betterを
6つのグループが集まって、ホワイトボードに書き出して、共有しあう。
100人受講生が、4分割されて、大隈塾のgood and betterを共有し、
改善策を話し合う。
それが終わると、全体に戻って、
それぞれの代表者がプレゼンテーションする。
それらをSA(Student Assistant)がひきとって、整理して、
SAと一緒に授業運営を手伝ってくれるフレンド(仮称)たちと
実現可能な方法を練る。
その一部をオソルオソル実行するのが、次回からの大隈塾。
改善会議の感想文より。
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大隈塾は学びが多く学生主体の楽しい授業で、普段から不満をいう人はいない。でも、BETTERにできるところは何だろう?という問いかけに対して驚くほどの意見が出た。それは悪く言えば不満だが、大隈塾に真剣に参加し「まあいいか」ではなく「もっとこうすればいいのに」というふうに考えている証拠だと思った。「批判者でなく当事者になる」という言葉の意味を体感できた。何かを不満に思うのは自然なことで悪いことではない。むしろ、当事者になればなるほど強い気持ちを持つ。その時に口ばかりになるか、アクションに変えられるかの違いだ。これからもその言葉を心に留めて生活していきたい。
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様々な意見が飛び交う中で、「人数が多いワークだと自分の意見が話せない」という意見がとても引っかかりました。私はどの場においても自分の意見ははっきりと言うタイプなのでむしろ思っていることを公の場でいえない人たちの気持ちはわかりませんでしたし、特に意見を言わないにも関わらず後からこそこそ話すような人にはある種の嫌悪感をもってしまうところもありましたが、今回間近でその子を見て、そういった子もしっかりと意見を言えるような雰囲気作りを意見を言える人たちが作っていかなければならないのだと思いました。他者が変わってくれるのを望むのではなく、気づいた自らが変わっていく努力が大切だと思いましたし、自分もそんな努力のできる人間になりたいと思いました。