人はデータでは動かない、動くのは同調圧力だ
「エスカレーター 歩行は危険 段差大きくつまずく恐れ」
という記事が岩手日報に載っていた。
ほほ〜、と思ってサイトを見てみると、
・段差が階段よりも高いからつまずく危険あり
・幅が100cmなのでほかの利用者に接触する
ということなどを、データを示して警告している。
わたしもエスカレーターは歩かない派。
急ぐんだったら階段使ってよ派。
最近のエスカレーターは左立ちにすると上りと下りで人が接近するからそのときは右に立つようにしている派
だけどそうすると舌打ちして追い越していく人もいて困っちゃう派
右でも左でも空けてりゃいいじゃないのか派
でも、データで示されても、日本人のエスカレーター片方立ち習慣は直らないだろうな。
人はデータや法律では動かない。
大きな地震が来るとデータでわかっているのに備えない。
親の介護の時期はだいたいわかっていても備えない。
そもそも必ず死ぬのに備えない。
法律でも動かないのは、このごろの国会議員見てもわかる。
人は同調圧力でのみ動く、といっても過言ではないだろう。
エスカレーターの片方立ちだって、
左右交互に立ったほうが安全だし効率的だとわかっても、
みんな片方立ちするからそっちに従う。
あれは習慣ではなく、同調圧力だとわたしは思う。
ちなみに釜石では、
イオンと釜石大観音にエスカレーターあるけど、
みんな止まって乗ってて、歩く人はいない。
なのに、片方立ち。