見出し画像

アウトプットまでがインプットのサイクル

ミミクリデザインがやってる「CULTIBASE Lab」で、
佐渡島庸平さんがゲストだった。

佐渡島さんは、
「アウトプットしてインプットが完了する」
といってた。

誰かと話をした、
トークライブを聴いた、
そしたらすぐにnoteなりブログなりでアウトプットする。
それを、話をしてもらった相手に届ける。
「ぼくはあなたのお話を、こういうふうにうけとめたよ」

ひとつは、これが相手とのコミュニケーションになる。
アウトプットは「忘れないため」はもちろんだけれども、
話をしてくれた人とのコミュニケーションである、と。

「アウトプットまでが、インプットのサイクルです」

また、そのnoteに書いたメッセージは、
話をした人にとっては、フィードバックになるかもしれない。
だとすると、もしかするとその人からメッセージが返ってくる。

ここで、話者と聴衆という1対多の関係から、
コミュニケーションをする1対1の関係になる。

「人間関係は、基本1対1」

自分ごととして考えると、
大隈塾の学生たちとも「1対1」であるべきなのね。
授業後の感想文には、個別にLINEでフィードバックしてるから、
実践してるといえばすでに実践してるともいえるけど。

そうした生まれた1対1の相手とは、
ときに連続してかかわりを持つ。
佐渡島さんたち世の中で名の通った人たちは、
トークライブに誘ったり、持っている番組にでてもらったりして、
関わり続けることができるし、
有名人ではなくわたしたち一般も、
なにかの集まりで知り合って話をした、
面白かったら、個別にランチでも誘ってみる。
その感想をアウトプットして届ける。
などなど、そうやって関係性を持つことはできる。

佐渡島さんいわく、
「信頼関係つくっておけば、10年ぐらいは続く関係性の土台になる」
と。

今回のテーマは「個の創造性を解き放つ問いのデザイン」
だったから、佐渡島さんからは、
漫画家とかクリエイターの問いの立て方、
一流の漫画家と新人の漫画家との違い、
自走できる人とは、
というお話もあったけど、
「ぼくはあなたのお話を、こういうふうにうけとめたよ」
とすぐにアウトプットする、
「アウトプットまでがインプットのサイクル」
というところを聞いて、わたしにはそこが刺さった。

なんでかな〜、と考えていたら、
「100字ですむことを2000字で書いて、
思いのたけを誰よりも早く届けることを続けていたら作家になった」
って朝渋でいってた岸田奈美さんを思い出した。

そういえば、岸田奈美さんて、コルクの所属になったんだった。