現場のプレイヤーのためのリーダーシップ
昨日から社会人の大隈塾の新しいプログラム「キャプテンシップ・チャレンジ」(CC)が始まった。
CCはリーダーシップ研修で、
2004年から20年やってる「リーダーシップ・チャレンジ」(LC)の姉妹講座で、
LCが35〜45歳あたりのマネージメント層が受講生なのに対して、
CCは25〜35歳ぐらいのプレイヤーを受講対象にしている。
キャプテンシップ、とは何か。
それは、リーダーシップの体系のひとつで、
リーダーシップには
キャプテンシップ(Captainship)
マネジャーシップ(Managership)
ディレクターシップ(Directorship)
エグゼクティブシップ(Exectiveship)
があり、
キャプテンシップ(現場のプレイヤー)
マネジャーシップ(資源の配分、支援)
ディレクターシップ(組織の舵取り)
エグゼクティブシップ(Execute=執行)
である。
現場のプレイヤーのためのリーダーシップが「キャプテンシップ」。
リーダーシップはポストによるものがわかりやすい。
課長とか部長とか社長とか、
ポスト=権威によって、コマンド(指令)を出して動かしたり、
目指すべき方向を指し示したり、
独占的に決断したりする。
ところが、現場のプレイヤーにはそうしたポストも権限もない。
そうしたときに有効なのが、Shared Leadership。
「全員発揮のリーダーシップ」で、
Leadership without Authority、権威なきリーダーシップ、
ともいわれている。
新しいタイプのリーダーシップだ。
このShared Leadershipを発揮するためには、
・目標達成とシェア(共有)
・率先垂範
・相互支援
の3つの要素を心がける。
とてもシンプル。
キャプテンシップというShared Leadershipを身につけるのが「キャプテンシップ・チャレンジ」。
ああ楽しい。
「キャプテンシップ」は本間正人先生の「らーのろじー株式会社」が持っている登録商標。リーダーシップの体系も本間先生の考察。