見出し画像

会社のカルチャーを変えるために集める

会社の文化を変えるには。

まず一歩踏み出す。
そうすると、カベにぶち当たる。
仲間を集める。
団体戦で乗り越える。
また一歩踏み出す。
そうすると、またカベにぶち当たる。
さらに仲間を集める。
団体戦で乗り越える。

「大隈塾コミュニティ」のプレオープンイベント、
濱松誠さんのプレゼンテーションだった。

濱松さんは、パナソニックが三洋電機、パナソニック電工と大型合併したときに、人事部にいて「One Panasonic」を担当した。
それぞれ企業文化もあるけれども、
ひとつにまとまらないと、ビジネスに勝てないばかりか、
組織が崩壊してしまう。

2019年ラグビーワールドカップの日本代表チームも、
出身国がばらばらの選手たちが集まっていて、
ラグビースタイルも考え方もばらばら。
そこを克服するために「One Team」をチームビルドのスローガンにした。

会社を変えるのは容易なことではない。
ひとりでは絶対ムリ。
「そんなもんだよ」
「会社は変わらないよ」
といわれて終わり。

まずは仲間づくり。
そのために、社内での「サードプレイス」をつくる。
社内サードプレイスができれば、
そこに集まってきた人たちとコミュニティをつくる。

人が集まっただけでは、コミュニティはできない。
見えている風景をそろえる。
そのために言葉にする。
つまり、なにを大事にしているのか、
認識を共通にして、それを言葉にする。


One Panasonicは成功した。
つぎに濱松さんは、ONE JAPANを立ち上げた。
会社の中にコミュニティをつくったら、
会社の外にもコミュニティをつくる。

社内と社外のハブになる。
そうした人を社内にどれだけ抱えられるか。

ひとつの会社の文化を変えたら、ほかの会社の文化も変える。
日本という抽象的なものより、
会社という具体的なものを、ひとつひとつ変えていく。

そのためには、社内のコミュニティと
社外のコミュニティが必要。
まずは一歩、小さな変化から。