病院いったらすんげーイヤなことあったんだけど
クスリをもらいに病院にいった。
前回初めていったときは黒山の人だかりで、
この病院はとても人気があるんだなあ、と思っていたら、
看護師さんの対応がとても丁寧かつ確実で、
お医者さんも人格まで感じ取られるような立派な方だった。
なるほど、黒山の人だかりが理解できた。
(すげー時間かかったけど)
昨日いったら、おばあちゃん2人しかいなかった。
10時過ぎ。
その日は午前中だけの診療で、
11時には受付が終わるし、
むちゃくちゃ寒いからだろうかな、と思っていた。
2人しかいないから、すぐに呼ばれた。
2人しかいないから、荷物は座ってた場所において、診察室にいこうとしたら、
わたしを呼ばわった看護師さんが
「荷物はぜんぶ持ってお入りください」
トゲのあるいいかただった。
おばあちゃん2人しかいない、
まもなく受付時間も終わる、
(比較しても意味ないけど)東京でのかかりつけ医でもそうしてて問題なかった、
と瞬間に判断してのことだったし、
いい方があるだろう!って、
ちょっとムッとした。
ちょっとムッとしたから、
必要以上に時間をかけて、バッグのファスナーを不要に開け閉めしたり、
ちょっと待たせてやろう、と。
そんな嫌がらせは伝わるもので、
ネガティブな感情がお互いに高まる。
だから、診察室に入ってから
「荷物はこちらに置いてください」
の言葉も、ついつい嫌味に受け取ってしまう。
席に座って、血圧を測ってもらいながら考えた。
なんかヤなことあったんだろうな、って考えようと考えた。
そういえば医療従事者だもんな、
ヤなことだらけだろうな。
寒いし、洗濯物乾かないし。
そういえば、今朝の朝渋で、
「まずはココロの中で『ありがとう』っていってみましょう。
声に出さなくても、表情がありがとうに変わります」
って前野隆司先生がいってたな。
じゃあ、ココロの中でありがとういってみようか。
ありがとうございます。
左腕をぎゅうぎゅう絞られながら、
ココロの中で「ありがとう」を3回ぐらいいった。
血圧測定が終わって、
ぎゅうぎゅう絞っていたベルトが緩んで、
マジックテープをびりびり剥がしてベルトを外してもらった。
ありがとうございました。
声に出していってみた。
看護師さんは、はっとして、
ありがとうございました。
わたしは機嫌が回復したし、
たぶん看護師さんもそうだろう。
そのあと会話はしてないけど、
ネガティブなオーラは消えていった。
釜石に来て5ヶ月、イヤなことがほとんどなく、
それまでもどちらかというとストレスなしでやってきたので、
自分が受けたイヤなことへの対処の仕方が、正直いってわからなかった。
イヤなことは放っておいて、
あとから誰かにしゃべってウサを晴らすか、
SNSで書き捨てていいね!の共感を得るか。
いやいやいやいや、ここは関係性のカイゼンだろう。
きっかけを待って、「ありがとう」いってみる。
それまで、ココロの中で繰り返し「ありがとう」いってみる。
幸せの4因子のひとつ、「ありがとう」は
ホントに幸せになるんだなあ、と実感した。