足浴とおしゃべりでトトノってハッピーだったが、やがて気持ちが凹んでいく
朝から友人のG2さんとケイコと、足浴しながらおしゃべり。
スポーツ用のスパッツのすそをずるずるっとヒザ下まで引き上げ、
脚をお湯の中に突っ込む。
あたたかい。
G2さんもケイコもメディアで働いていて、
ケイコの職場での悩みごとなんかを聞いて、
G2さんが専門的に、わたしが一般的に打ち返したりして、
そのうち身体じゅうがポカポカしてきて、
額から汗が出てきた。
おしゃべりと足浴とで、朝から癒やされてるな〜、と。
足浴を30分やったら、それぞれボディをコンディショニング。
わたしは股関節が硬く、そのせいでヒザを痛めたり、
座り仕事が長くするとそのうち腰も背中も痛くなるだろうという心配もあって、
トレーナーから股関節を中心にリセットしてもらった。
身体はトトノイ、ココロもトトノイ、
最高な日曜日のスタートになった。
でも……。
わたしは仕事で東京にいる。
足浴でトトノイ。
でも、LINEやメッセンジャーでたくさん心配のメッセージをもらっている。
トンが沖の海底火山噴火の影響で、
わたしの地元の釜石では、午前3時ぐらいから津波警報がでている。
友人たちはすぐに避難所へ避難したが、
夜が明けて明るくなったら、うちへ帰った。
けれどもまだ警報は続いており、いつでも逃げる準備はしている、
太平洋側では1mの海面上昇があったところもあり、
船が転覆したり流されたりしているらしい。
なんだか申し訳ない気持ちがする。
わたしは東京にいて、なんの被害もなく、これからの心配もない。
一方、釜石の人たちは、津波への警戒が終わらない。
この申し訳のなさは、
2011年の大津波のときに、たまたま違う場所にいたり、
自身にはまったく被害を受けなかった人たちが感じたであろう、
気持ちのもっていきようのなさと、相似形なのかもしれない。
居心地の悪さの強度は、とても比較にならないだろうけど。