プレイフル・シンキングとリーダーシップ
昨日、プレイフル(Playful)についてちょこっと書いた。
プレイフルとは「ドキドキわくわくする心の状態」のことで、
・真剣に向き合うこと
・柔軟であること
・協調のためのエンジン
・実現できそうな予感にわくわくすること
プレイフルにものごとを考えることを「プレイフル・シンキング」という。
これは、認知心理学をベースにした思考法で、
「世の中こういうものだ」「仕事はこういうものだ」「会社はこういうものだ」
という感じたり思ったりしていることは、
考え方、認識のしかたによって変わってくる。
いやいやいや、変わんないっしょ、
と思うかもしれない。
思考法だから、プレイフル・シンキングを使う使わないはその人の自由。
以上、『プレイフル・シンキング』(上田信行 宣伝会議 2009)
読んでいて、おっと思った。
プレイフルな人にはなれなくても、状況に応じてプレイフル・シンキングを活用すれば、プレイフルに振る舞うことができる。僕はむしろそちらのほうが大切なことだと思う。
これは大隈塾の基本原則と同じで、それはこういうこと。
リーダーにはならなくても、リーダーシップを身につけることが大事。
もしリーダーがいなくなったら、
もしリーダーが間違ったら、
もしリーダーが複数必要なときになったら、
もしリーダーにならなくてはいけなくなったら、
リーダーシップを発揮できる人であってほしい。
リーダーシップを身に着けた人がたくさんいる社会と、
リーダーシップを身に着けた人があまりいない社会と、
どっちが暮らしやすい社会だろうか。