いよいよタグラグビー大会がやってくる
ちょっとしたラグビーフェス
明後日(11/13)、タグラグビー大会が開かれる。
釜石市の小学生たちがうのスタ(釜石鵜住居復興スタジアム)に集まって、
タグラグビーをしたり、キッチンカーで美味しいものを食べたりする。
ちょっとした、ラグビーフェスだ。
今回で4回目。前の3回はコロナ前の実施で、
今年は3年ぶりの開催になる。
釜石市には9つの小学校があって、
そのすべてが参加とはならなかったけれでも、
4校12チームと、釜石シーウェイブスジュニアから1チーム。
部活の大会ではない。
普段はサッカーしてたり野球してたりバレーボールやバスケットボール、
スポーツにあまり馴染みがない児童たちも、
この日はみんながタグラグビーのプレイヤー。
主催は「ラグビー応援団」
大会の主催は、「釜石ラグビー応援団」。
ラグビーワールドカップが行われた2019年に、
民間の人たち、市役所、ラグビー協会などなど、
官民一体で発足した釜石独特なテイストの団体。
共催に、釜石市、教育委員会、ラグビー協会、釜石シーウェイブス、ロータリークラブが入っている。
つまり、オトナたちまるごとかかって、
小学生のタグラグビー大会という運動会をしよう、という。
(運動会、というと体育の延長みたいになるから、ここはスポーツ大会かな)
ラグビー応援団の団長の中田義仁さんはいう。
「ラグビーワールドカップの開催都市の中で、
釜石が高く評価された理由として、
釜石の子どもたちが明るく元気な姿を、
世界中の方々に発信できたからだと考えています」
フィジー対ウルグアイ戦ではすべての小学生が招待され、
その児童たちが「ありがとうの歌」を歌い、
会場の雰囲気が熱狂と同時に、
「感謝」と「立ち上がった自信」が加わった。
釜石市は、「キャラクター賞」を受賞した。
夢と希望を子どもたちに
そして、
「ラグビーワールドカップの取り組みに参加した子どもたちが、
その後に大きく成長してく姿を目にしてきました。
ラグビーワールドカップ開催はゴールではなく通過点であり、
これからも、釜石の子どもたちに、
世界つながるラグビーにかかわり、
夢や希望を抱くような環境をつくっていきたいと考えています」
と。
タグラグビーは、いくつかの小学校で、部活とは別に取り入れられている。
タグラグビーが小学生たちの身体の成長にプラスになるように、
そして、タグラグビーをやったという共通体験が、
釜石の未来をつくっていく子どもたちにとって、
生きるチカラの原体験のひとつとなるように、準備していきたい。
ちなみに、大会が行われる2022年11月13日は
1と2と3しかない「プロップの日」でもある。
いい日になりますように。