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釜石には野球の地域クラブの「釜石ボーイズ」というチームがあって、
その室内練習を見に来ないか、というので見に行った。

野球の練習なんだけど野球はせず、
動きながらのストレッチがメイン。
プラスチックのボールを使っての練習もするけど、
室内練習ってこうするんだ、と勉強になった。
これなら野球チームもサッカーチームもバレーボールチームもラグビーチームもいっしょにできるんじゃないかと思った。

感心したのは、自分たちのバッグや練習道具が体育館の壁側にびしっと並べられていたこと。
ホントに、ビシッ、っと見栄えがよかった。
(トビラの写真参照)

強いチームってこうした規律がしっかりしてるんだよな、
と思っていたら、
やっぱりこのメンバーの中から、強豪校にいって甲子園に行ったり、
ラグビーに転向して花園に行く選手もいるんだとか。

なんで「見に来い」っていわれたのかというと、
今年の3年生はみんな釜石高校に進学希望。
それがけっこう珍しいらしい。
というのは、釜石ボーイズはクラブチームだから、
釜石以外のまちから、大槌町とか遠野市とかからも参加する。
中学卒業したら、それぞれ地元の高校に進むのが普通で、
さっき書いたように超デキる子が強豪校に行くのは例外。
その例外よりも特異なのが、「みんなで釜高」。
(トビラの写真参照。いろんな学校の体育ジャージを着ていた)

「みんなで釜高」の中に、陸前高田市に住む選手がいる。
陸前高田から釜石はけっこう離れている。
なので、もしその選手が釜石高校に進学するとなれば、
下宿に住まなければいけない。
ところが、探してみると釜石には下宿を営んでいるところがない。
高校生を長期で受け入れてくれる宿泊施設もない。

ない、って書いたけど、まだまだ探し足りないのかもしれない。
せっかく「釜石高校に行きたい!」といっている子がいるのに、
残念すぎる。

こうなったら、知恵と人脈使ってなにか仕掛けるかな、
と思っている。