メイクレッスンでテンション上がった
授業の大隈塾はなくなったけど、
学生たちの中ではまだ「大隈塾」は続いていて、
サークルみたいにして学びの活動している。
自分たちが講師役を務めることもあれば、
ファシリテーターとしてワークショップをやるときもあれば、
外部からゲスト講師をお招きするときもある(ようだ)。
昨日は、学生パルの「メイクレッスン」。
パルはあるときメイクをしてもらって、
自己肯定感がぐーっっと上がったことをきっかけに、
メイクをすることに興味を持ち、
友だちといっしょにいろいろと自分なりに学んできた。
パルのメイクトークを聞いている学生たちは、
「は〜〜!」「へ〜〜〜!」
と驚嘆していたが、
それ以上にわたしは、
「ふ〜〜〜ん!」「そうなのか〜〜!」
と知らないことだらけなのがわかって、楽しかった。
「眉は描けばいいってもんじゃない!」
といってパルは、
「眉マスカラ! これは最重要です!」
目のメイクよりも眉をメイクしたほうが印象が変わるし、
眉メイクで「あか抜ける」ことは間違いないらしい。
たしかにネットでみても、
「アカ抜け眉のつくり方徹底解説」
「簡単に顔に抜け感や立体感をだせる」
という記事が出てくるし、
インスタグラムで #眉マスカラ でタグッても、そうとうでてくる。
聴いてるものの興味は尽きず、
話しているものの情熱もそれ以上、
みたいに楽しく時間は過ぎていったが、
「上手にメイクするコツって?」
と愚問を呈したら、
「まずは自分の骨格、顔の輪郭を把握することですね」
それにあったメイクのやり方があって、
それは人それぞれ。
それぞれの多様性のなかで、自分がどんなタイプかを知ること。
そして、
「自分がどういう気分になりたいのか、どういう自分に見られたいのか、ですね」
テンションをキーっと上げたい、
マイルドな自分、キュートなわたし、セクシーなわたし。
「だから、ルッキズム(外見至上主義)とは違うよ、といいたいんです」
外面的にキレイにすることは、自分自身の価値付けではあるんだけど、
その前の自我の確立なのかな。
自分の骨格とか顔の輪郭をきちんと把握して、
それを最大限に活かすようにするし、
外面を整えることで、内面のテンションを上げたり、
自己肯定感を上げていく。
そのステップを踏んで、自分自身を価値付けしていく。
今朝、顔を洗ったあとに「眉は……!」を思い出して、
ハサミで眉毛を整えてみた。